[Last Hope] Scenario
- ラス
- 「……別に。こうすれば、問題ないだろう。」
- フィオナ
- 「え?」
目の前に、ラスの顔が近くなる。
- フィオナ
- (え、なに? え?)
熱のせいか、それともただ私が驚きすぎてるだけか……。
抵抗らしい抵抗をする前に、ラスの舌が
私の濡れた唇の上を舐め拭っていった。
- フィオナ
- (え、え、ええ!?)
- フィオナ
- 「……!」
言葉も出てこない。
- ラス
- 「ん。……綺麗になった。」
- ラス
- 「……それじゃあ。ゆっくり休め。」
- フィオナ
- 「ラ、ラス……!?」