- 光森壱哉
- 「大我の部屋で何かあったの?」
- 春日
- 「私は玄関先におりましたので部屋は確認しておりません」
- 春日
- 「ただ、何かが倒れるような大きな音がしたものですから……」
- 東条ヒバリ
- (た、倒れ……!?)
- 春日
- 「ご近所への迷惑も考えていただきませんと。石動様には後で注意しておかなくては」
- 東条ヒバリ
- (大我さん、とうとう……!)
- 石動大我
- 「まさか……まさかあんなところでミスっちまうなんて……」
- 石動大我
- 「クソッ、あの時手ぇ引いてりゃ、被害はもっと少なく済んだんだ」
- 石動大我
- 「俺が欲を出さなけりゃ、今頃は大金を手にしてたはずだってのに……!」
- 石動大我
- 「ダメだ。終わった。金返すどころか、借金が倍以上に増えて……もう……首が回んねえよ」
- 石動大我
- 「お嬢……悪かったな。迷惑掛けたくなかったんだが……もうこうするしかねえ」