オトメイト『スペードの国のアリス ~Wonderful White World~』公式サイト
- トゥイードル=ディー
- 「うん……、そうだよね。心配なんかしてごめん」
- トゥイードル=ディー
- 「やっぱりお姉さんはお姉さんだ。
僕の大好きなお姉さん」
- ちゅ、っとディーが私の頬にキスをしてきた。
- アリス=リデル
- 「!」
- トゥイードル=ダム
- 「僕も好きだよ。お姉さんのこと、だーい好き」
- ちゅ、っとダムも同じようにもう片側の頬に
キスをしてくる。
- いやらしさなどない、触れるだけの頬へのキス。
柔らかく、軽く。
あまりに自然な動きで、抵抗する隙もなかった。
- トゥイードル=ディー
- 「好き好き……、大好き」
- トゥイードル=ダム
- 「僕も好き。大好き」
- ちゅ、ちゅっと、悪戯のようにキスが繰り返される。
両側から何度もされて、くすぐったい。
- アリス=リデル
- 「!」
- 今の話を聞いた後では、咎める気になれなかった。
- 可愛らしいキス。
戯れのような時間。
- 私はただ、受け止める。
ディーとダムが満足するまで。
- アリス=リデル
- (この子達が、それで満たされるなら)