主人公
「……はいっ、これどうぞ。使って下さい!」
宮ノ杜 茂
「……ありがと。けどこれ、俺が使っちゃったら君が寒くなるだろ?」
主人公
「ううん、いいんです。私は大丈夫ですから。……暖かくなりましたか?」
宮ノ杜 茂
「そりゃあもう。君が編んだの?」
主人公
「はい。去年に編んだ物なんですよ。お屋敷までで結構ですから、使って下さいね!」