パシュ「んあ?」
パシュ「んぐあ!?」
ユリアナが呼び止めたのは、何だか両手いっぱいに美味しそうな食べ物を抱えた男の子だった。
ニルヴァーナの制服を着ているけれど、他の生徒と違ってかなり軽装だ。
ユリアナ「またサモサ食べてるの?好きねぇ。」
パシュ「いや……まぁ、好きなんだよ!!いいじゃないかよ!」
ラン「初めまして、パシュさん。よろしくお願いします」
パシュ「よ、よろ……しく……」
ラン「それ、サモサっていうんですか?美味しそうですね」
パシュ「あ、ああ……美味いよ」
ユリアナ「あれ?もしかして照れてる?」
パシュ「だーれが!!食ってる時にいきなり話しかけられたら誰だって焦るだろ!」
パシュ「あと言葉遣い普通でいいよ、そういうのめんどい」
パシュ「じゃぁな、俺は用事思い出したからもう行くぞ!」
ユリアナ「あー行っちゃった。やっぱり照れてる気がするんだけどなー」