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- 加賀見一月
- 「俺と一緒は楽しいよ? いい夢も見れるかもしれないし」
- 久我深琴
- 「あいにく私は夢にうつつを抜かすような人間じゃないの」
- 加賀見一月
- 「まぁまぁ。一度見たら、病みつきになると思うよ……」
-
一月は一歩踏み出してきた。
ふわりと、甘い香りが鼻をくすぐる。
- 加賀見一月
- 「お嬢さんみたいな強情な子ほど、堕ちやすいんだけどなぁ?」
-
長い手が伸びてくる。
私は眉をひそめ、制止しようとした。
その時――
強い力で引っ張られたと思ったら、白い髪が目の端に入った。
真珠を紡いだような美しい髪。
……もう次の瞬間には私は朔也の腕の中にいた。
- 二条朔也
- 「……悪いけど、この子を君みたいな男に触らせるわけにはいかない」
- 加賀見一月
- 「ふぅん。どうしても?」
- 二条朔也
- 「ああ。誰にも、渡したくない」
- 久我深琴
- (…………!)