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- 結賀駆
- 「……何だろう、この感情は」
- こはる
- 「え?」
- 結賀駆
- 「御しがたい、奇妙な感覚だ」
- こはる
- 「えっと……?」
- こはる
- (駆くん、何を言って……)
- こはる
- 「か、駆くん!? どうしたんですか?」
- 結賀駆
- 「分からない。でも抱きしめたくなった。
ごめんね。俺、自分に対しては正直なんだ」
- こはる
- (しょ、正直なのはいいこと……でしょうか)
- 結賀駆
- 「もう独りじゃないよ。大丈夫だよ」
- こはる
- (独りじゃない……)
-
その言葉は、じんと胸に沁みこむ。
花が咲いた感激は、穏やかな喜びへと変わった。
- こはる
- 「……そうですね。わたしにはイチゴがいてくれる」
- 結賀駆
- 「………………ん?」