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- 遠矢正宗
- 「どうした、そんな悲鳴みたいな声をあげて」
- こはる
- 「あ、いえ、驚いてしまって……えっと」
- 遠矢正宗
- 「そうか。てっきり怖がられたのかと思ったよ」
- こはる
- 「正宗さんのことを怖がるなんて、そんな」
- こはる
-
(怖くない……です、けど……何でしょう?
いつもと違う感じがします……
正宗さん……どうしてわたしの腰を掴んでいるのでしょうか……?)
- 遠矢正宗
- 「……そうか。俺のことは怖くないのか。それは……駄目だな」
- こはる
- 「え?」
- 遠矢正宗
- 「何度も教えたじゃないか。男には気をつけろと」
- こはる
- 「!」
- 遠矢正宗
- 「……っ」
-
何が起こっているのか、分からなくて。
正宗さんの唇。
息が出来なくて、何度も正宗さんの胸を叩いた。
その程度の抵抗しか出来なかった。
でもその手すら掴まれて、
……より深く彼の体温を与えられることになった。
- 遠矢正宗
- 「……っ」
- 遠矢正宗
- 「……まだだ。まだ……授業は終わっていないぞ?」