- 金城瑞希
- 「あ、そうだ! このお花も、キミにあげる!」
- ヒカリ
-
「えっ? あ、あの瑞希くん。
これは、本物のお花?」
- 金城瑞希
- 「ううん、これもボクの発明品!」
- ヒカリ
-
「え、そうなの!?
すごい! 本物みたい……!」
- 金城瑞希
-
「でしょでしょ?
丁寧に作ったからね!」
- 金城瑞希
- 「これはね! 傍にいる人の感情を拾って、いろんな色に変わったり、咲いたり、しぼんだりするの」
- ヒカリ
- 「じゃあ、今こうして明るい色の花が咲いてるのは……?」
- 金城瑞希
-
「キミが喜んでくれたからだよ。
だから、こんなに綺麗な花が咲いてるんだ」
- ヒカリ
-
「人の気持ちで変化する花……
とっても素敵な発明品だね……!」
- 金城瑞希
-
「はい!これも、キミにプレゼントしちゃうよ!
ほら、持って?」