- 火ノ宮一輝
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「キララがさっきから言ってる『日高お兄ちゃん』って、
さっきのウエイターのことか?」
- 海音キララ
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「うん、そうだけど」
- 木夜椎名
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「彼は、キララさんのお兄様なんですか?」
- ヒカリ
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「そういえば、みんなにはキララちゃんのこととか、日高さんのこと、
ちゃんと言ってなかったね」
- 海音キララ
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「そうだったっけ?」
- ヒカリ
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「うん。まず、私とキララちゃんは幼馴染なんだ」
- 水瀬 碧
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「なるほどな……。
だからそんなに仲がいいのか」
- ヒカリ
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「日高さんはキララちゃんの従兄弟だよ。
皇日高さんって言うんだ」
- 美土宇昴
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「姫は、その彼とも幼馴染なのかな?」
- 海音キララ
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「違うわよ。日高お兄ちゃんは大学に入る時にあたしの家に居候したから、
この子に会ったのは最近ね」
- 金城瑞希
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「なるほどなるほど。
なんとなく分かってきた!」
- 木夜椎名
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「それで、皇さんは今このカフェで
大学に通いながら働いているんですね」
- 海音キララ
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「そういうこと」
- 美土宇昴
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「それで、姫。彼とは……?」
- ヒカリ
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「彼とは、って……?」
- 金城瑞希
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「キララちゃんと同じくらい仲良しなの?」
- ヒカリ
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「え、いや、そういうわけじゃ……」
- 黒崎 司
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「一応聞いておくけど、恋人とかじゃないよね?」
- ヒカリ
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「ち、違うよ! 日高さんは、えっと……」
- ヒカリ
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(私にとって、日高さんは……)
- ヒカリ
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「頼れるお兄さん、かな?」
- ヒカリ
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(口数は少ないけど、安心感を与えてくれるっていうか……)
- 火ノ宮一輝
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「お兄さんかー」
- 黒崎 司
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「ま、それなら大丈夫かな?」
- 皇 日高
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「…………」
- 海音キララ
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「わっ! 日高お兄ちゃん、いつの間に!」
- ヒカリ
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「え……?」
- ヒカリ
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(い、今の聞かれちゃったかな?
なんか、ちょっと恥ずかしいかも……)
- 皇 日高
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「飲み物をお持ちしました」
- 皇 日高
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「ごゆっくり」