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ヤジュル

「紳士なら……、女の子はもっと丁寧に扱うべきだ」

そして、気づけばわたしは見知らぬ人に抱えられていた。

少し色あせた金色の髪に綺麗な紫の瞳をした……、シュドでもアタルヴァでもない、初めて見る男の人。

その手には見たことのない機械が握られていた。
ヤジュル

「危ない所だったね。もう大丈夫だよ」

イヴ

「う、うん。ありがとう……」

ヤジュル

「いえいえ、どういたしまして。……よく状況は分からないけど、とにかく君が無事でよかった」

※画面は開発中のものです