
- こはる
-
「もう少しだけ時間を下さい。強くなりますから。
記憶を取り戻しても、大丈夫な自分になります。
だからその時がきたら、正宗さんに預けている記憶を……
受け取らせてください」
- 遠矢正宗
- 「……分かった」
- こはる
-
「正宗さんの苦しみに、気づいてあげられなくてごめんなさい。
わたしのことを守って下さってありがとうございます」
- 遠矢正宗
- 「……っ」
- 遠矢正宗
-
「……俺は、まだ自信がないよ。
お前を守れず、幸せにも出来てる気がしない」
- こはる
-
「もう、正宗さん! わたしはどこも怪我してませんよ?
それに、ちゃんと助けに来てくれたじゃないですか。
正宗さんが来て下さらなかったら、わたしは……」