各地を旅しながら貿易をしている貿易商人。
ここ数年は、マツリカ村に火を届け、主人公が鑑定した宝玉の原石と交換する
火貿易を担当している。
仕事柄、視野が広く、話上手なため、初対面の人とも直ぐに打ち解けられるが、どこか本心が見えないような、怪しさも持ち合わせている。
お面を使った、変面人形芝居が得意で、各地の伝承や世界の成り立ちを題材にして、分かりやすく教えてくれるため、マツリカ村の村娘たちの前で披露すると喜ばれる。
何かと、主人公の事を気に掛ける素振りが見えるが――?
ルヲのあらすじ
マツリカ村の出入りを唯一許されている『公許火商』であるルヲには、一つの夢があった。
――夢を叶えるまでは、誰かと生きるつもりはない。
そう決めていたはずのルヲだったが、期せずして主人公の人生に関わってしまう事となる。
仲を深めていく中でルヲは己の心と向き合うようになっていくが、とある謀計が二人を絡め取っていく。
押し寄せる苦難の中でも、二人は希望に手を伸ばす――