マツリカ村で暮らす少女。
生まれつき、原石から価値ある宝玉を見分ける“炯眼”を持っていて、宝玉鑑定士を任せられている。
宝玉は、生活に不可欠な《火》を手に入れる貿易に必要な物のため、一族の命運を一手に担っている。素直で優しく、責任感を持って取り組む姿に、村人たちからも愛されている。
主人公の母親は、未婚のまま主人公を宿したことで、村の守り神である《蛍聲様》との子ではないかと言われている。母親は既に亡くなっており、真実は分からない。
マツリカ村の族長家で育てられ、族長の息子フェイとは共に育った仲。
愛馬は、ナル。
次の景星節(マツリカ村の成人式)で成人になり、村の風習として、もうそろそろ婚姻相手を決める必要があるが――?