マツリカ村の族長・アゲドの息子。
さっぱりとしている性格で、頼りになるのもあり、村娘たちから大人気。
主人公とは共に育っており、何でも言い合える仲だが、一方で族長の息子としての使命や、心の中に仕舞い込んだ想いも持ち合わせている。
愛馬は、主人公の愛馬・ナルの兄馬、カル。
村に九つある
蛍光塔は、収集した《蛍》を入れることで光を拡張し、村を明るくする役割があり、その《蛍》を毎夜、主人公と一緒に取りに行くのが、日課。
火貿易のために、三月に一度やってくる貿易商のルヲとは、馬が合わないと思っている。
フェイのあらすじ
族長の跡継ぎである青年フェイには、秘められた使命があった。
マツリカ村族長家の直系男児のみに代々受け継がれて来た、隠されたもう一つの伝承。
その使命の為にフェイは主人公への仄かな初恋を胸の内に秘め、一人で生きようとしていた。
だが隠された真実を主人公が知った時、物語は大きく動き出す。
因習と宿命、不変の想いが幼い恋を引き裂いていく――