ギャラリー
- 香月 えれな
「は、離してください……!」
- 香月 えれな
(こんな近くに……怖いっ)
- 源 イ織
「ふふ、怖がるお前の匂いもそそる。その肌を傷つけたら、もっと香るか?」
- 学園長の顔がさらに近づいてきて、その吐息が頬にかかる。
- 何を考えているのかわからなくて、混乱の中にいるわたしに学園長が囁いた。
- 源 イ織
「ああ、やっぱりいいな。恐怖に脅えるお前の香り。どうしてやろうか……」
- 不穏な音がすぐそこで聞こえる。
それが自分の心臓の音だと気がついても、不安は消えない。
- 香月 えれな
「一体、何が目的なんですか……」
- 源 イ織
「ふふ、なんだろうな?」