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Scenario
- 紅百合
- (武器……銃……)
- ――あの銃があれば――!
- 紅百合
- (……え?)
-
突如、目蓋の裏でなにかが閃く。
その瞬間、握り締めた手の内にずっしりとした金属の重みが宿り――。
- 紅百合
- 「な……なに、これ……!?」
-
はっきりと手の中に現れた拳銃。
その冷たくてリアルな感触に、思わず動転してしまう。
- 紅百合
- (な、なんで私、こんなもの持ってるの!?
今までなにもなかったのに……!)
- 二連黒子の青年
- 「君……! 今なにをしたんだ?
どこからそれを……、取り出した……のか?」
- 紅百合
- 「い、いえ……勝手に生まれたっていうか……」