本作の世界感、物語、登場人物などについて、印象をお聞かせください。
歴史物が好きなので、お話しをいただいた時はとても嬉しかったです。この作品では、武将の武器がキャラクターの性格に沿った物だったので、史実と合わせてキャラを深められたのでデザインがとても楽しかったです。
ファンタジー要素の加え方も「なるほど」と思う部分も多くて、出来上がったシナリオを読ませていただくのも大変楽しかったです。
「金髪碧眼のイケメン忍者が描きたいー!」とリクエストしたら、入れてもらえたので嬉しかったです。
本作は、戦国時代を舞台にした作品ですが、お好きな武将はいらっしゃいますか?
本作には出ていませんが、石田三成が好きです。司馬遼太郎先生の「関ヶ原」は大好きな小説です。
それから織田信長も好きです。
有名武将なので、いろんな所で特集を組まれると知ってる内容でもついつい観てしまいます。
本作のイラストに関して、こだわりのポイントがありましたらお聞かせください。
デザインはかなり自由にやらせてもらえました。シルエットが被らないようにするのと、顔の次にキャラが出るのは「手」なので、何かつけそうなキャラにはなるべく部品を付けました。
きっと当時、武将が一番こだわっていただろう兜は「顔が見えなくなるので被らない」という事だったので、
なるべく甲冑の胸の部分に兜のモチーフが来るようにしてみました。
それから、刀も当時の武将の間では大きくこだわっていたと思うので、なんとなく自分の中でつじつま合わせをしながら形をデザインしました。
織田信長は史実では、手に入れた後の刀を結構打ち直したり、長さを変えたりとアレンジしてるみたいだったので、
「花朧」ではあの大太刀も元は何かしらの有名刀で「俺色に染められた」という勝手なつじつま合わせ設定など。
考えてるうちに、楽しくなってました。とても楽しかったです!
本作を楽しみにしてくださっている方へのメッセージをお願いします。
キャラクターの生き様から恋愛模様まで、丁寧にかかれている作品なんじゃないかと思います。その様子を少しでも伝えられる絵になっていればいいなと思います。
史実に詳しい方もそうでない方も、楽しんでいただければ幸いです!