- 藤堂
- 「へへっ、やっぱ祭りっていいよな!おまえもそう思うだろ?」
- 千鶴
- 「うん。なんだか楽しくなってくるね。この賑やかなざわめきとか、お客さんの笑顔とか……」
- 藤堂
- 「かき氷とか、わたがしとか、……それと焼きそばに、たこ焼きとかな!」
- 千鶴
- (食べ物ばっかりのような気が……)
- 藤堂
- 「……でも自分で作っててなんだけど、ほんと美味そうだよな、このたこ焼き」
- 千鶴
- 「そうだね。熱々で、ソースもたっぷり、タコも大きくてすごく美味しそう」
- 藤堂
- 「…………」
- 千鶴
- 「…………」
- 藤堂
- 「……ちょっとぐらい味見しても……」
- 千鶴
- 「売り物だから駄目!!」
-
そういえば平助君は昔からつまみ食いとか多かったっけ。
世話の焼ける幼馴染からは、まだまだ目が離せそうにない――。
※ゲーム中のシナリオとは関係ありません。