- 風間
- 「──茶の湯とは、単に茶を点てて飲むことに留まらぬ。
- 客人のことを考えて選んだ茶道具。
茶室を彩る周囲の環境。そこに込められた亭主側の思い。
まさに、客人をもてなす心の顕れと言えるだろう」 - 千鶴
- 「はい……」
- 風間
- 「どうだ、我が嫁よ。茶の湯を通じて俺の心を感じられたか?」
- 千鶴
- 「……とりあえず、言いたいことはたくさんありますが……今の風間先輩が格好よかったのは、その……事実です……」
- 風間
- 「ふ。その言葉を聞けただけで、この席を開いた甲斐があったというものだ。
しかし、それはそれとして……。この格好ならばそのまま、祝言を上げても違和感はないな」 - 千鶴
- 「!?」
- 風間
- 「おまえがふつつかものでも、よろしくお願いされてやろう」
- 千鶴
- 「風流が台無しです……!」
※ゲーム中のシナリオとは関係ありません。