咲村賢 | 「相変わらず願い事が多そうだね?」 |
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主人公 | 「……え? あっ、賢さん!」 |
咲村賢 | 「よっ、久し振り~。 今日も可愛いね」 |
主人公 | 「お久しぶりです! 今日も、って……前に会ったのは弐ヶ月ぐらい前ですよ?」 |
咲村賢 | 「そんなに経つかい? ごめんよ。ここんとこ忙しくて顔出す暇が無かったんだ。 実は、今日は初めて注文の品を届けに行く日でね」 |
咲村賢 | 「どうだい? 美味しそうだろ?」 |
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主人公 | 「上手ですね、とっても美味しそうです! 胡瓜を炒めるなんて初めて!」 |
主人公の母 | 「ええ……漬け物か和え物程度にしか使ったことがなかったけれど美味しそうねぇ」 |
咲村賢 | 「ふふん~、オレが作る料理は帝國一さ。洋服も壱番、料理も壱番! 容姿端麗で婦人に大人気の殿方と謂えばこのオレしかいないでしょ?」 |
主人公 | 「すごい自信……」 |
咲村賢 | 「やだなぁ、半分冗談だって」 |