南郷久史 | 「勤め先の息子に水を掛けるとはいい度胸だ。 お前の明日の人生は、無いな」 |
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主人公 | 「えっ……!? ほ、本当に申し訳ありません! もう二度としませんから……!」 |
南郷久史 | 「バイヲレンに掛かったらどうするんだよ!? ったく……危ないな」 |
南郷久史 | 「これじゃ学校に行けないだろ? 今日から新しい学校に通うのに」 |
主人公 | 「すぐに乾かします!」 |
南郷久史 | 「な、何するんだよ!? 離せよ! ここで脱がせる気か!?」 |
南郷久史 | 「じゃあ諦めたのか?」 |
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主人公 | 「諦めるしかないのかもしれませんね。 私一人じゃ無力過ぎて何も始まりませんから」 |
南郷久史 | 「納得する処までやってみたらどうだ? 諦めるならその後でもいいじゃないか」 |
主人公 | 「でも……」 |
南郷久史 | 「親なんか気にするな。 お前は親の為に生きるんじゃないだろ? お前はお前なんだ」 |
主人公 | 「……珍しく久史坊ちゃんがまともなことを謂っているようで、実はかなり自分勝手なことを謂いましたね?」 |