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源 頼朝 役 古川 慎さん

収録を終えてのご感想をお願いします。

今回はファンディスクですので、いろいろなルートがあったり、追加エピソードがあったりします。
作り込まれたストーリーで、やりごたえのある収録だったなと思いました。
頼朝と相対することになると、難しい言葉や武家言葉のようなものの連続になるため、今回も滑舌には本当に苦しめられた収録になりました…。
自ら「いまのはダメだったな」というところを何回もリテイクさせて頂いたり、「なるほど、こういうところがダメなのか」と弱いポイントを改めて自覚するという、ある意味では収録も戦のようでしたね。
その戦を終えることができて本当によかったなと(笑)。
ものすごくボリュームのある物語を皆様にお届けする作業のひとつに携わらせていただいたというところで、非常に満足感のある状態におります。

演じられたキャラクターについて、本作で改めて感じられた魅力や、前作と変化を感じた部分などがあれば教えてください。

ファンディスクのシナリオを読んでいない段階では「ついに頼朝が義経を追い詰めて、史実のようなストーリーに展開していくのかな?」「怖い人になるルートもあるんじゃないかな?」と思っていた部分はありましたが、いい意味で覆されました。
頼朝は、義経を大事な源氏一家のひとりとして迎え入れていて、彼の家族意識や、義経との絆が全体的に多く散見されたものになっておりました。
前作からもいろいろなルートで垣間見られたものではあるんですけど、義経を利用しようとしているのか、それとも本当に絆として感じているのかといった部分に関しては、わりと揺れがあったといいますか、ルートによっては全く歯牙にもかけていない部分が強く表現されていたように思います。
ですが、今回の頼朝は全体をとおして義経をワンランク上で認めていて、ちゃんと「源氏のひとりで家族なんだ」という部分がすごく強調されているように感じました。
頼朝ルートに関しては、義経を溺愛していて甘々なところもあるし、前よりも執着心が強くて依存しているな、という部分もあったりするので、非常に愛の深い男になっているんじゃないかなと思っております。

本作での見どころや、とくに印象に残ったシチュエーション・お気に入りのシーンをお聞かせください。

頼朝のルートは「なるほどね。そうなっていくんだ」と全部好きなのはもちろんですが、他のキャラクターのルートで義経のことをちゃんと認めてあげるところが僕はものすごく好きで。
例えば「どこへなりとも行くがいい」みたいなことを言っても、お前はちゃんと源氏の者なんだっていう、自分たちと繋がりがあるということを認めていくシーンがあったりするんですよね。
「そういうふうにちゃんと考えてくれてたんだね」と頼朝のやさしさや情が見えて、僕はすごく好きでしたね。
頼朝のルートであえてあげるのであれば、また嫉妬に狂う部分ですかね(笑)?  嫉妬というか、執着が強くなる部分かな? 僕が思うに、どのルートの人もそういうところはありそうな気がします。
形はおそらく違うんでしょうけど、それぞれの執着の強さみたいなものを感じられるいいファンディスクになっているのではないかなと思います。

最後に、発売を楽しみにしているユーザーへメッセージをお願いします。

前作をプレイしているからこそ味わえるところもありますが、新しく攻略できるようになったキャラクターがいたり、自分の好きなキャラクターの物語のつづきを見られたりというところは、本当に嬉しい限りです。
僕も演じられてうれしかったですし、皆様にとっても期待以上のものが届けられるようになっているんじゃないかなと思いますので、非常に反応が楽しみでございます。
そして、このようにつづきが作れたことは皆様のお陰ですので、本当に感謝しております。
今後どうなっていくのかいまはわかりませんが、まだまだ想像の余地がある物語ですので、もしかしたらこの先の展開があるんじゃないかなと期待が広がるばかりです。
もしよろしければ「ファンディスク楽しかった。続きも気になる」みたいなお声も、オトメイトさんに送って頂けると何かが動くかもしれませんので、余裕がある方はぜひぜひよろしくお願いいたします。

平 知盛 役 福山 潤さん

収録を終えてのご感想をお願いします。

素直に疲れました(笑)! 前作のときは、ある意味で隠しルート的な存在といいますか、攻略条件があるキャラクターだったので、それなりにしゃべっていたとしてもメイン中のメインという感じではなかったのですが、今回はすべてのルートで真ん中にいて、悪役であることもあれば、馬に蹴られる前に去ることもあれば……といったところでした。
あと、やっぱり貴族言葉は体力を奪う! 頭のいい人と貴族言葉、このふたつは鬼門ですね(笑)。
改めて声優としての矜持をまざまざと突きつけられた感じでございます。
内容といたしましては、つねに「そなた、そなた、そなた」で行っておりますので、義経ラブなところとストーカー三歩手前みたいな、踏み越えすぎているあたりを楽しんで頂きたいです。
また、各店舗特典のドラマCDもバラエティに富んでおりましたので、十分に堪能できるのではないかなと思っております。

演じられたキャラクターについて、本作で改めて感じられた魅力や、前作と変化を感じた部分などがあれば教えてください。

知盛の魅力は、一途と言えば一途、それ以外に興味がない人と言えばそういう人、逆に言えば怖い。
病的なまでに執着したり、ルートによっては執着ではなくて本当に想ってくれていたり、サスペンスとホスピタリティという相反するものを併せ持つ人ではあります。
知盛がどうなるかは相手次第なんですよ。相手がつれなくすればちょっとサスペンスになり、気にかけてもらえたら急にしおらしくなって心配したり、嫉妬をしたり「私がいけないんだ」と言い出したり。
どちらにしても言えることは、知盛はあなたに構ってほしい人です。そこが改めて再確認できました。

本作での見どころや、とくに印象に残ったシチュエーション・お気に入りのシーンをお聞かせください。

『一樹の風』のストーリーは大多数において甘々が多かったです。
もちろん知盛ルートはそうなんですが、彼以外のキャラクターのルートでも、横恋慕的なものであったりだとか、サポートする方向にしてみたりだとか、柔らかい感じが多かったです。
ですが、重衡と対峙するところに関しては、ハードな知盛が演じられたので、逆に印象深くなりました。
前作をやって頂いたときにですね、強大な悪としての知盛が好きだったという人には、そのシーンがかなり面白く映るのではないかなと思います。

最後に、発売を楽しみにしているユーザーへメッセージをお願いします。

『一樹の風』は、位置づけとしましてはファンディスクと謳っているんですけど、これは本編でしょ(笑)?
ファンディスクとは言えないレベルのボリュームになっているので、皆さんにとってはたぶん嬉しいことだと思います。
遮那王のその後の物語になりますので、それぞれのルートを余すところなく楽しんで頂けたら幸いでございます。
よろしくお願いします。

平 教経 役 河西健吾さん

収録を終えてのご感想をお願いします。

前作もそうでしたけれども、教経はカロリーをかなり使います。
今回はファンディスクなのでそんなに戦もないだろうって高を括っていましたら、やっぱり義経とバチバチやりあっていて、僕の喉は疲弊しきっております。
でも、昨今はなかなか叫ぶような役をやっていなかったので、すごく気持ちよくて、楽しくやらせて頂きました。ありがとうございます。

演じられたキャラクターについて、本作で改めて感じられた魅力や、前作と変化を感じた部分などがあれば教えてください。

一本筋の通った実直で男らしいキャラクターだなというのは改めて感じましたし、後日談の義経との生活のなかでも、教経らしいな、教経ってそうだよねっていう部分が垣間見える瞬間はやっぱりありました。
前作の教経のルートでは、最終的に義経といっしょになりましたよ、ってところで一旦区切りを終えたんですけれども。
そこを越えた先では、ちょっとかわいらしい部分も新たに見えてきて、より「教経はこういう役だったんだな」と補完できた感じがします。

本作での見どころや、とくに印象に残ったシチュエーション・お気に入りのシーンをお聞かせください。

後日談では教経のかわいい部分がたくさん出てきています。
物語の舞台は源氏と平家の戦いがあった時代で、めちゃめちゃ昔なんですけど、なんだか教経は昭和の男子みたいだなと僕は感じまして。
遊んでくださる方には「あ、ここか」と感じ取って頂けるように演じましたので、そのシーンが来たら「ふふっ」と思って頂けたら幸いでございます。

最後に、発売を楽しみにしているユーザーへメッセージをお願いします。

『ビルシャナ戦姫』を応援してくださっている皆様、本当にありがとうございます。
前作に携わらせて頂いてからは結構間が空いたんですけど、またこうやって教経を演じさせて頂くことができました。
それもひとえに『ビルシャナ戦姫』を応援してくださっている皆々様のお陰だと感じております。
また何かの機会で皆様の前で教経を演じさせて頂くことがあれば嬉しいなと思いますので、どうぞ引き続き『ビルシャナ戦姫』をよろしくお願いします。

武蔵坊弁慶 役 梅原裕一郎さん

収録を終えてのご感想をお願いします。

最初に『ビルシャナ戦姫』が出てからドラマCDは録っていたのですが、こうやってまたがっつりゲームの収録をしたのは久しぶりだったので、なかなか難しかったです。
ゲーム収録はひとりでの収録になるので、膨大な文量をコツコツ読むという作業が難しいところではあるのですが、また弁慶を演じられて楽しかったです。
ですが、やっぱり時代モノの言葉遣いは難しいですね。自分は現代人なんだな、とすごく感じます。
定期的に時代モノの喋りかたをするキャラクターをやらないと衰えますね(笑)。もうちょっと精進したいなと思いました。

演じられたキャラクターについて、本作で改めて感じられた魅力や、前作と変化を感じた部分などがあれば教えてください。

本作の弁慶は、僕が最初に弁慶役ですと言われたときにイメージした荒々しい感じではなくて、義経とふたりでいるときはやさしいところが垣間見えたり、子どものような純粋な心を持っているところがかわいいといいますか、そこが彼の魅力なんじゃないかなと思いますね。
前作と比べると、今作はひととおり戦乱が終わったあとの話となっているので、平穏を手に入れたふたりの会話がものすごく感慨深かったですし、史実でもこういう展開があったらよかったのにな、なんて思いました。
今作に関して言えば、弁慶はやさしい部分がたくさん出ていたと思います。

本作での見どころや、とくに印象に残ったシチュエーション・お気に入りのシーンをお聞かせください。

弁慶が野獣のようにキスをするシーンです。面白かったというと語弊があるかも知れませんが「こんな一面もあるんだ」と。
台本を読んでいくうちに「あれ、もうひと展開あるの?」と一瞬思ってしまうというか「何かに取り憑かれたのかな?」と言いますか(笑)。
やさしいんですけど男らしい部分が出ているのは、皆様には堪らないんじゃないかなと思います。そこがやっぱり印象に残っていますね。

最後に、発売を楽しみにしているユーザーへメッセージをお願いします。

再び弁慶を演じられて嬉しいです。皆様の応援あって作品は成り立つものですし、そういうお声が多かったからこそ、こうやってファンディスクの発売が決定したのではないかなと思います。
皆様が応援してくだされば、これからいくらでも展開はできると思いますので、ぜひとも引き続き『ビルシャナ戦姫』をよろしくお願いします。

春玄 役 斉藤壮馬さん

収録を終えてのご感想をお願いします。

前回収録時にもお話ししましたが、史実をなぞりつつもその解釈の素晴らしさに感銘を受けた作品でしたので、皆様のお声を受けて再び参加できたのがとても嬉しかったです。
新たなルートも追加され、より物語に深みが増していますよね。
収録自体は久しぶりだったのですが、自分の中にしっかりと春玄が生きてくれているのを感じました。
ボイス数自体もかなりの分量でしたので、プレイ済みの方にもきっとご満足いただけると思います。
ちなみに、「〇〇殿」には今回もなかなか苦戦させられましたが(笑)、そのぶん気合の入ったテイクが出せました。
一言一言をじっくり聴いて楽しんで頂きたいですね。

演じられたキャラクターについて、本作で改めて感じられた魅力や、前作と変化を感じた部分などがあれば教えてください。

まずはなにより、春玄の遮那に対する想いの深さを改めて感じました。
今回はよりふたりの密度の濃いやりとりが描かれているので、春玄の愛の強さ、そして嫉妬したり揺らいだりする等身大なかわいさも堪能して頂けるのではないでしょうか。
詳しくは実際にプレイして頂くのがいちばんだと思いますが、基本的に春玄はきちんとした人で、遮那にとってはお兄ちゃん的な存在なのですが、やはり彼もひとりの若者。
遮那との関係にやきもきしながらも愛おしく思ういじらしさに心を打たれました。
より表情豊かになった春玄をよろしくお願いいたします!

本作での見どころや、とくに印象に残ったシチュエーション・お気に入りのシーンをお聞かせください。

やはりこの作品の魅力のひとつは緊迫感のある戦闘シーンですよね。
戦乱の世を生きる彼らの生き様を感じられる、一本筋の通った叫びも聴きどころだと思います。
そしてなんといっても甘いシーン。ふたり旅の道中で彼らはさまざまな経験をしますが、ぐいぐい攻める春玄と、それに恥じらいながらも受け入れていく遮那がとにかく素敵でした。
物語の着地点も鮮やかで、これからも共に彼らなりのペースで歩んでいってほしいと心から願いました。

最後に、発売を楽しみにしているユーザーへメッセージをお願いします。

皆様のお力を頂き、再び春玄の声を担当させて頂けますことを、心よりうれしく思っております。
ボリュームも増し、さらに壮大になった物語の世界をぜひご堪能くださいませ!

平 重衡 役 逢坂良太さん

収録を終えてのご感想をお願いします。

『ビルシャナ戦姫』のファンディスクが出ることになって、まさかの重衡ルートも描かれるということで、本編よりもボリュームあるんじゃないかと思うくらいしゃべったような気がします。
前作でもサブキャラクターとは思えないくらいセリフがありましたが、今作でようやく義経と結ばれるルートができたのは僕もうれしいです。
スタッフさんから「重衡は人気ありますよ」とお聞きしまして、非常にありがたいです。
皆さんには重衡ルートを楽しんで頂ければと思いますし、結構ガラリと印象が変わるんじゃないかなと個人的には思っているので、何がきっかけで彼が変わっていくのか、たっぷり楽しんで頂ければうれしいです。

演じられたキャラクターについて、本作で改めて感じられた魅力や、前作と変化を感じた部分などがあれば教えてください。

別のキャラクターのルートではいつもの重衡ですが、彼のルートでは変わったなと感じてました。
義経の芯のあるところややさしさ、ときには厳しいところ、仲間を思う姿とか、そういうのを見て、気づかないうちに少しずつ義経に惹かれていっている重衡が描かれています。
始めは年齢よりも精神的にちょっと幼い感じがするのですが、最終的には成長した姿を見せてくれます。
どういうふうに恋愛を知って大人になっていくのかを細かく描いてくださっていたので、僕もすごくやりやすくて。
「ここでドキッとしたのかな?」とか「ここで何か思ったことがあったのかな?」というところがあり、すごくわかりやすいルートになっているかなと思います。

本作での見どころや、とくに印象に残ったシチュエーション・お気に入りのシーンをお聞かせください。

やっぱり義経と結ばれたあとの話ですね。
結ばれたからには距離が近くなったりするんですけれど、重衡って義経をいじるというか、からかうんですよ。
からかいかたにやさしさが含まれているというか、そこの違いを感じて頂ければうれしいなと思います。

最後に、発売を楽しみにしているユーザーへメッセージをお願いします。

前作が発売されてからもう1年半が経つということで、早いですね。
重衡だけではなく、ほかのサブキャラクターのルートもありますし、それぞれがいいお話になっていると思いますので、ゲームを丸ごと隅々まで楽しんでください。
そして、感想を頂けると嬉しいです。僕だけではなく、制作会社のスタッフさんにも直に送って頂ければ、それこそ次回作の励みになるでしょうし、さらに続編が作られる可能性もゼロではないと思います。
ゲームを楽しんで頂いて、少しでも感想を書いてもいいかなという気持ちがありましたら、ぜひ僕たちに送って頂けると幸いです。

佐藤継信 役 近藤 隆さん

収録を終えてのご感想をお願いします。

とりあえずやりきったって感じです(笑)。
前作もそうでしたが、今作もなかなかのボリュームがありましたし、ついに我々佐藤兄弟に個別ルートを頂きました。
祝攻略対象ということで、ありがたいかぎりです。
前作の本編では「殿のために」「秀衡様のために」と、あくまで脇に控えるという形でしたが、今作では継信ルートを頂けまして。
嬉しいですし、がんばって良かったってところだったりするんですけれども。
収録は数日に分けてやりましたが、毎回ヘトヘトでしたね。それくらい非常にがんばらせて頂きましたし、やりがいがありました。

演じられたキャラクターについて、本作で改めて感じられた魅力や、前作と変化を感じた部分などがあれば教えてください。

佐藤兄弟の人物像は平泉にいるころからできあがっていたので、キャラクター性としての変化はあまり感じていません。
なので、大きくこう変えようとか、シナリオによって「こうじゃなきゃいけないのかな?」と振り回されるようなことはなかったんですけれども。
変化という形ではなく、より掘り下げて頂いたことによって、もっとこうしたいなとか、もっと遊びたいなとか、芝居心というほど大層なものではないですが、前よりも一段深く、一歩だけ脇道にそれてみようかなと、端々でやってみたくなりました。
継信は真面目なタイプのキャラクターなので、あまり大筋から外れるようなことありませんでしたが、ちょっと閑話休題的な微笑ましいシーンや、忠信を宥めすかしたり援助したりというシーンはありました。

本作での見どころや、とくに印象に残ったシチュエーション・お気に入りのシーンをお聞かせください。

見どころといえば、我々兄弟は今回正式に個別ルートを頂きましたので、やっぱりエンディングまで辿り着いて頂きたいです。
本編がすべてダイジェストではないですけれども、いろんなところを見て、聴いて頂きたいなと思います。
そのなかであえていうと、僕は殿とふたりでお出かけするシーンが好きでしたね。
ふたりの語るところであったり、語らないところもあったり。
そんなふたりを景色が包んでいるというのが全体的に見ていて美しいシーンになっているのではないかなと思っています。
そのシーンを発見して頂けるとうれしいです。

最後に、発売を楽しみにしているユーザーへメッセージをお願いします。

このインタビューをして頂いている直前に収録が終わったところなので、僕もまだ興奮冷めやらぬみたいなところもあるんですけれども、早く皆さんにプレイして頂きたいと思います。
見て頂きたいところや聴いて頂きたいところがすごくたくさんあります。
前作をプレイして頂いた方は新しいシナリオがありますし、プレイしていらっしゃらない方も先達の方々といっしょに楽しんで頂ければと思います。
題材としては、あまりライトに楽しくいける話ではなかったりするんですけれども、そのぶん人間の生き様や心の動きかたがしっかりと描かれている作品だと思いますので、ぜひそういったところを楽しんでくださるとうれしいなと思います。
発売を楽しみにしていてください。よろしくお願いします。

佐藤忠信 役 小西克幸さん

収録を終えてのご感想をお願いします。

以前『ビルシャナ戦姫』を録らせて頂いたときに、僕が演じる忠信は攻略対象のキャラではなかったんです。
でも今回は、皆様から「攻略対象にしてください」とありがたいお言葉を頂いたとスタッフの方からお聞きしまして「やった!」と思って。それならばがんばりましょうと、気合いを入れて演じさせて頂きました。楽しかったです。

演じられたキャラクターについて、本作で改めて感じられた魅力や、前作と変化を感じた部分などがあれば教えてください。

真っすぐで正直者だなという印象は変わっていないですね。
顔は優男だけど熱いものを持っていて、恋愛になったとしても彼は彼なりの道を進む人です。
その延長線上で今作は主人公との恋愛があったり、彼のお話を膨らませて頂いたりしていて、いいエンディングは「ああ、そうなるんだ」と思いました。

本作での見どころや、とくに印象に残ったシチュエーション・お気に入りのシーンをお聞かせください。

前作はどちらかというと周りを支えるというようなところが大きかったのですが、今作は攻略キャラクターになりましたので、一歩中に踏み込んで、すぐ横で支えているみたいなイメージがちょっと強いのかなという気がしています。
そういうところが前作と今作の違いというか、前作をプレイされた方は楽しいところなんじゃないかなと思います。
そして、ゲーム本編とは離れちゃうんですけど、特典のドラマCDのなかに、ヤクザの組事務所を舞台にしたお話があって、これまでに演じたものと違っていて楽しかったですね。元気に「おはようございまーす!」って言いました(笑)。

最後に、発売を楽しみにしているユーザーへメッセージをお願いします。

皆様のお声のお陰で、忠信も攻略キャラクターになりました。ありがとうございます。
僕なりに忠信を解釈して全力でやらせて頂きましたので、ぜひ皆さんも楽しみにしてくださって、プレイして頂けるとうれしいなと思います。よろしくお願いします。

佐々木高綱 役 天月さん

収録を終えてのご感想をお願いします。

前作で僕が高綱を演じさせて頂いた際にはサブキャラクターではあったのですが、ファンディスクではメインキャラクターとして参加させて頂くことになりました。
物語に大きく関わっていく高綱を見ているのが楽しかったです。
僕自身も『ビルシャナ戦姫』には楽曲を書き下ろしたこともあったので、また違った側面から物語を見ることができましたし、何よりも高綱のことがまた好きになりました。ありがとうございます。

演じられたキャラクターについて、本作で改めて感じられた魅力や、前作と変化を感じた部分などがあれば教えてください。

前作で高綱は、義経に多少なりとも好意は見せていても、家来の域を越えないというか「こういう子もいるよね」と、かわいい子として収まっていたと思います。
そしてドラマCDからは、彼のグイグイくるところや本来の快活さなど、プラスで見えてくる部分がありました。
今作では高綱ルートができるということで、よりシリアスな場面では頼朝を支え、ちゃんと実力がある子なんだなというところが掘り下げられていたので、かっこいい部分もかわいい部分もたくさん見られると思います。

本作での見どころや、とくに印象に残ったシチュエーション・お気に入りのシーンをお聞かせください。

前作の流れに沿いながら、サブキャラクターたちもメインシナリオにどんどん登場したり、そうやって物語が枝分かれするんだと思ったりしました。
とくに高綱は、義経との出会い方が個性的で。物語の序盤で邸の前で出会うのですが、初対面の彼は怖いといいますか、お仕事モードのときはこんな雰囲気なんだなと感じられます。
僕自身も前作のかわいらしい部分や快活な部分だけを見ていたらわからなかったので「うわっ、仕事人だ」みたいなシーンはすごく印象的でした。

最後に、発売を楽しみにしているユーザーへメッセージをお願いします。

今回ファンディスクが発売されるのは応援してくださる皆様のお陰ですし、本当にすごいことだなと思います。
僕自身、これだけの物量を演じさせて頂くのは初挑戦で、すごく勉強になりましたし、何よりももっともっとこの作品のことが好きになる機会でした。
ファンディスクを余すところなく楽しんで頂ければなと思いますし、ぜひとも高綱くんを最後までよろしく見てやってください。
ありがとうございました!