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レイン役高橋広樹 様

レインについて、本作ならではの魅力や演じる上で気をつけたところがあればお聞かせください。
以前に比べて、心の中のもやもやが態度に出にくくなったと思います。
態度に出さなくなったのは、財団で働くことの責任感ゆえだと思うので、そこは成長した部分かもしれませんね。
でも、一番変わったのは、アンジェリークのことを“アンジェ”と呼ばなくなったことです。
ニクスの言葉を借りるなら、「立派なレディになった彼女に対して、愛称で呼ぶなんて失礼」という 意識が働いているからなんですが、再会するまで離れていたので、態度もどこかよそよそしくてさみしかったです。
レインルートを中心に、見どころやお気に入りのシーンをお聞かせください。
彼が研究者であり、読書が好きなことがしっかりと描かれているところです。
彼は本の虫で、休暇があればずっと本を読んでいるという設定があるんです。
アニメでは描かれているのですが、ゲーム中ではなかなかそういうシーンがなくて。
改めてそういったシーンを演じてみて、設定を思い出しました。
変わってないなと思いましたし、アップルパイもまだ好きです(笑)。
大人にはなりましたが、変わらないところもあるので、 昔からファンという方にはそういったところにも注目して見てほしいです。
また、今回のストーリーのキモは“サブタイトル”に隠されていますので、 ぜひプレイして頂いて、どういうことなのか確かめてほしいです。
最後に、ファンへメッセージをお願いします。
まさか、あの結末の後を演じることができるなんて思ってもいなかったので、 演じられてうれしいですし、このうれしさがみなさんのところに届いたらいいなと思います。
とても深みのあるストーリーになっていますし、これまで攻略対象ではなかったキャラクターたちもついに攻略対象になりました。
この時点で、レインからすればライバルは増えましたが、新キャラクターも追加されます。
どのルートからでも構いませんが、ぜひレインのルートも攻略して、サブタイトルの謎を解き明かしてください。もうすぐ会えるよ!

ニクス役大川 透 様

ニクスについて、本作ならではの魅力や演じる上で気をつけたところがあればお聞かせください。
昔のニクスを思い出すというよりも、改めて自分の中で創造していきたいなと思って演じました。
厳密には一からではないですが、新しいニクスを作り上げていけたらと思ったんです。
長いこと演じている間に、 僕の中にあるニクスというキャラクターの像が変質してしまっているかもしれませんしね。
前作やアニメ、イベントとこれまで培ってきたものを踏まえて、改めてアプローチした感覚ですね。
というのも、ニクスはエレボスがとりついていたことで自分も苦しみ、周りの人々も苦しめてしまい、 ずっと良心の呵責にさいなまれていました。それをアンジェリークに浄化してもらい、普通の人間になりましたけど、 内面に“苦しいもの”を抱えているというのは続いています。
だからこそ、“みんなを助けたい”とか“よりよい世界にしたい”という思いが強い人で、思いがあるからこそ、 まっすぐ生きていられる。そういう意味でも前とはこう違うんだ、という新たな一面を見せるためにも再度挑戦させてもらいました。
今回はいろいろな思いを抱きつつも、前向きに進むニクスの姿をぜひ見てほしいですね。
ニクスルートを中心に、見どころやお気に入りのシーンをお聞かせください。
先ほども言いましたが、自分のせいで多くの人を苦しめてしまったという思いがニクスの中には常にあります。
そんな苦しみの中、支えてくれるのがアンジェリークなんです。
そんな彼女とニクスの心が寄り添うところが見どころかなと思います。ニクスが大人だからなんでしょうけれど、 アンジェリークが安心して身を任せてくれるんですよ。最初からすでに距離感が近いふたりがどう恋愛をしていくのか、 見てほしいですね。
最後に、ファンへメッセージをお願いします。
久しぶりに『ネオ アンジェリーク』が帰ってきます。ストーリーがしっかりしていて、とてもおもしろい作品になっています。
長い間、待ってくださっていたかたも、はじめて作品に触れるかたも、発売をどうぞお楽しみに!

ジェイド役小野坂昌也 様

ジェイドについて、本作ならではの魅力や演じる上で気をつけたところがあればお聞かせください。
セリフのとらえどころが難しくて、途中でどうしたらいいのかわからなくなりました。
ふつう、自分の好きな人が異性といちゃいちゃしていたら「嫌だ!」ってなると思うんですけど、 ジェイドは「○○と話していたんだ。よかったね」って言うんですよ。僕はそれが理解できなかったので、 ジェイドに対して、僕の“人間としての感情”をうまくセリフに乗せられないところが多くて大変でした。
でも、その分、ジェイドがエンディングで発した言葉はすんなりと腑に落ちたので、気持ちがすごく入りました。
そういう人として納得できる部分と人ではない部分が出てきたときの気持ちの乗せかたに気を付けました。
そもそも、ジェイドの生き方や考え方ってせつなすぎるんですよ。
自分のことはどうでもいいし、自分の幸せなんて一切望んでいないし。そんな彼が……と思うと、 感動するストーリー展開で素晴らしいエンディングでした。
ジェイドルートを中心に、見どころやお気に入りのシーンをお聞かせください。
ジェイドとジェットの会話のシーンです。ジェットの分からず屋加減にはびっくりしました。
ジェイドが親のように、ジェットに対して日常生活や恋愛について教える場面があるんです。
ジェットがアンジェリークを好きなんだけど、本人はそれが“恋”ということがわからず、気持ちを持てあましていて。
それに気づいたジェイドが、「恋なんだよ」って教えてあげるんですが、ジェットはその感情が理解できないので、 何を言っても「いや、違う」と。そこから延々、押し問答が繰り返されて……。
それがおもしろくて、演じていて楽しかったですし、いいなと思いました。
最後に、ファンへメッセージをお願いします。
続編を作って頂けたことがうれしいですし、すごく好きなキャラクターであるジェイドを再び演じられて幸せです。
僕は台本を読んだ時に家で泣いてしまいました。それくらいジェイドルートのお話、エンディングは秀逸です。
遊んで頂いて、皆さんはどう感じたのかぜひ教えてください。

ヒュウガ役小野大輔 様

ヒュウガについて、本作ならではの魅力や演じる上で気をつけたところがあればお聞かせください。
作中では2年しか経っていませんが、僕自身は10年以上の時間が経っていますので、自分自身の変化は見てとれました。
今回の収録では、前作とアニメでお世話になった音響監督さんに、改めてヒュウガの演出をつけて頂いたんです。
そこで「ヒュウガは自分の信念に対してまっすぐですが、そこによりどころを求めるような、精神的にもろい部分もある。
気持ちが揺らぐ部分もあるので、もうちょっと未熟なところを加味して演じてください」と言われて、ハッとしました。
10年以上の月日の中で、僕が役者として積み重ねてきたもの、蓄積されたものが声にもお芝居にも出ていた。
今の状態で演じるとヒュウガではなくなってしまう。10年以上前に演じていたキャラクターを改めて演じるというのは、 気持ちもスキルも、いつにもまして必要になると思い知らされました。
ヒュウガルートを中心に、見どころやお気に入りのシーンをお聞かせください。
せせらぎ邸を拠点にして、みんなが行き来するという日常の様子が印象に残っています。
本作では遮断派と開放派にメンバーが分かれてしまい、仲間たちの中に亀裂が……みたいな、不穏な空気が漂う瞬間があるんです。
でも、みんな、結局はせせらぎ邸に帰ってくる。かつて、みんなの戻る場所が陽だまり邸だったのと同じように、 そろって帰れる場所があるというのがうれしかったです。また、恋愛についてですが、とても穏やかで、 “運命を突き付けられる”というよりも“そこにずっとある愛を確かめる”感じでしたね。
最後に、ファンへメッセージをお願いします。
続編を作って頂けるなんて思ってもいなかったので、10年という記念の年に実を結んだことがうれしいです。
ヒュウガは、声優としてのスキルがまだ浅い時に、試行錯誤しながらがむしゃらに取り組んだ役です。
その時の自分を思い出しながら大事に演じました。今でもイベントに初出演したときのこと、人生初のキャラソン、 オンリーイベントの感動をはっきりと覚えています。僕にとって宝物のような作品です。
以前と変わらないやさしさと温かさと愛が詰まっています。ぜひお手にとって頂いて、 『ネオ アンジェリーク』を宝物にしていただけたらと思います。

ルネ役山口勝平 様

ルネについて、本作ならではの魅力や演じる上で気をつけたところがあればお聞かせください。
以前は、マティアスのこともあって、教団長をやらされている感がすごくあり、 だからこそ自分が教団長として前に出ることはあまりありませんでした。
ですが、今回はルネが教団長としてしっかり動いています。「僕は教団長として存在していよう」という 意思みたいなものが終始感じられたので、そこは大事に演じてあげられたらなと思いました。
ルネルートを中心に、見どころやお気に入りのシーンをお聞かせください。
教団長として、また開放派として活動していくなかで、色々なことに巻き込まれていきますが、 本編はもちろん、特典のCDのなかでもルネは開放派と遮断派について、自分が思うことをきちんと話しています。
開放派ではあるけれど、中立的というか、遮断派のことも理解したうえで皆に接していく。
開放派も遮断派も目指しているところは同じ、という思いでルネは動いているので、そういう意味ではかなり大人です。
それに、言葉の端々に彼の成長を感じるところが見どころでもあり、ポイントかなと思います。
とはいえ、マティアスが絡んでくると前作を思い出す部分もありますし……。
プレイする皆さんには、そういったところも含めてぜひ楽しんでもらいたいです。
最後に、ファンへメッセージをお願いします。
ゲームとしては11年ぶりのリリースになります。
続編まで間が空きましたが、作品を楽しみに待っていてくださる方がいるというのは本当に嬉しいことです。
今回はカミーユという新しいキャラクターが増えますし、今までとは違う形での楽しみ方ができると思いますので、 ぜひプレイして、感想を聞かせていただけると嬉しいです。

ベルナール役平川大輔 様

ベルナールについて、本作ならではの魅力や演じる上で気をつけたところがあればお聞かせください。
僕の実年齢が最初にベルナールを演じたときからだいぶ上がってしまい、僕と彼との間に年齢的な差ができてしまいました(笑)。
ですので、若返ろうとがんばったところですね(笑)。また、続編ではありますが、前作とはベルナールの環境や状況が違うので、 『天使の涙』という作品のなかのベルナールに照準をあわせる作業が難しかったです。
ベルナールルートを中心に、見どころやお気に入りのシーンをお聞かせください。
見どころというか印象に残っているのは、アクシデントで、ベルナールがアンジェリークを押し倒してしまい、 密着するシーンです。あとは、新キャラクターのカミーユとのやりとりですね。
カミーユはアンジェリークに瓜二つの男の子なのですが、彼は邪気なく「僕たち、双子のきょうだいなんじゃない?」と言い出すんです。
幼い頃からアンジェリークを知るベルナールからすると、いやいや、ちょっと待って? と(苦笑)。
カミーユとの会話は、言い方によっては10代の子ども相手に、30過ぎた大人が何を目くじら立ててるんだ、みたいに聞こえてしまと思ったので、 どういうニュアンスで伝えるべきなのか悩みながらやらせていただきました。
最後に、ファンへメッセージをお願いします。
前作からだいぶ時間は経ちましたが、新作を出して頂けるというのは、ずっと作品を応援してくださっている皆様がいてくださるからだと思います。
長い間、作品やキャラクターを思って頂いている皆さんには感謝の気持ちしかありません。
本作では様々なストーリーが展開しますので、ぜひプレイして、皆さんそれぞれ一押しルートを探して頂ければと思います。

マティアス役楠大典 様

マティアスについて、本作ならではの魅力や演じる上で気をつけたところがあればお聞かせください。
久しぶりにマティアスを演じさせて頂いたのですが、僕は普段、でかくてマッチョなキャラクターしか演じないので(苦笑)、 こんなにすらりとしたキャラクターを僕が演じているというのは、皆さんに受け入れて頂けるのか、心配しながらの収録でした。
ただ、僕はマティアスみたいなキャラクターを演じるのは好きなので、とても楽しみながらやらせて頂きましたね。
とはいえ、アンジェリークを「そなた」と呼んだり、「~のです」といった喋り方は僕自身も普段しませんし、 そういう喋り方をするキャラクターもあまり演じないので、マティアスを演じる上ではそれが大変です。
イベントに出演した時も気を遣いますしね(笑)。だからこそ、こういう喋り方をすることで、 「あぁ、マティアスやってるな」と思います。また、今回は恋愛攻略対象キャラクターになったので、 アンジェリークに対しての接し方がこれまでとは違います。2人の距離が近づいていくところや思いを伝えるところは、 今まで経験がなかったので新鮮さがありましたし、そこはより真剣になりましたね。あと、家で台本を読んだときに感動したので、 それをうまく表現できればいいなと思いながら演じました。
マティアスルートを中心に、見どころやお気に入りのシーンをお聞かせください。
終盤ですね。好感度次第でトゥルーENDが見られるので、ぜひがんばって好感度を上げてほしいです。
そのためにも、まずはルネルートを攻略してください(笑)。
最後に、ファンへメッセージをお願いします。
数年ぶりに『ネオ アンジェリーク』の収録をしましたが、すごく楽しかったです。
長い間、お待ち頂いた皆さんにも楽しんで頂けたらいいなと思いながらがんばりました。
きっと、皆さんも「楽しかった」と言ってくださると思います。もし、おもしろかったり楽しかったりしたら、 SNSで「楽しかった!」とぜひ発信してください。また皆で『ネオ アンジェリーク』の世界を共有したいなと思っているので……。
発売までもう少しお待ちください。

エレンフリート役入野自由 様

本作ならではの魅力や演じる上で気をつけたところがあればお聞かせください。
エレンフリートはツンデレで、特にレインに対しては敵対心むき出しだったり、少し見下していたりするところがありました。
そんな彼も、前作でいろいろなものを一緒に乗り越えてきた仲間とのきずなや信頼感が強まっているからか、ベースとしては丸くなった感じがします。
前は自分が子どもなのに子どもだと認識しておらず、ツンツンしていましたからね。素直さが備わりましたし、 そのあたりが今回のエレンフリートの魅力だと思います。
エレンフリートルートを中心に、見どころやお気に入りのシーンをお聞かせください。
攻略対象キャラクターになり、恋愛パートがあるところです。前は主人公に自分の気持ちを伝えるということがなかったですから。
ちなみに、エンディングはいかにもエレンフリートらしい感じになっています。純愛というか青春というか……16歳の少年の恋を感じてほしいですね。
とにかくかわいいので、ぜひプレイして頂いて、エンディングにたどり着いてほしいなと思います。
最後に、ファンへメッセージをお願いします。
『ネオ アンジェリーク』発売から10周年を迎え、記念すべき年に新作が発売されること、そこにエレンフリートが攻略対象キャラクターとして登場すること、 どちらもうれしく思っています。この作品はキャストが素敵な方ばかりで、仲もよく、アニメのアフレコやイベントが楽しかったというのを今でも覚えています。
大好きなメンバーでやっていた作品なので、改めてエレンフリートを演じられてうれしかったです。個人的には恥ずかしいですが、 前作と比較してみると“こんなに違うんだな……”というのを感じてもらえるのかなと思います。それもひとつの楽しみだと思います。
前作ともども、ぜひ新作もプレイしてみてください。

ジェット役中村悠一 様

ジェットについて、本作ならではの魅力や演じる上で気をつけたところがあればお聞かせください。
ジェットはジャスパードールというロボットですから、感情がないので照れることはないですし、 これをうまく相手に伝えるためにはどうしたらいいんだろう、といったことは悩んだり考えたりしないので、 聞きたいことは聞きますし、言いたいことは相手を気にせず言います。素直で子どもみたいな感じです。
それはほかのキャラクターでは起こらないことですし、ありえないことなので、そこが彼の魅力なのかなと思います。
日常のことも恋愛もすべて教わっている最中ですからね。それをうまく表現できればいいなと思いながら演じました。
ジェットルートを中心に、見どころやお気に入りのシーンをお聞かせください。
ジェイドとの会話ですね。もちろんほかのキャラクターたちとも喋りますけど、ほぼジェイドと話していたような気がします。
同じ立場の先輩であるジェイドに、いろいろと教えてもらっていたと思います。
ジェットは戦闘用として作られているので、感情があると余計なんですよね。戦うことに迷いがでてきてしまいますから。
あえて感情が排除された彼が、周囲の人からいろいろなものを教えてもらって、“人”に近づくさまをぜひ楽しんでほしいです。
最後に、ファンへメッセージをお願いします。
アニメからレギュラーになった僕にとっては、キャラクターを再構築したうえで作品に参加させて頂きました。
というのも、アニメとゲームではジェットにとって身近な存在であるジェイドに対する感情がまったく違うからです。
アニメではジェイドのことを敵視していますし、決してなれあうことはありませんが、続編である今回のゲームでは、 アンジェリークを中心にした一行の中に混ざっています。ですので、改めてここをスタートとして、 『ネオ アンジェリーク』の物語を楽しんでもらえたらうれしいです。『ネオ アンジェリーク』が当初から好きだったという方には 「お待たせしました」ですが、多くの方にとっては「はじめまして」なんだろうなと思います。
ぜひここで作品に触れてもらって、『ネオ アンジェリーク』というものがどういった作品なのかを知るきっかけに してもらえたらうれしいです。一度だけ、『ネオ アンジェリーク』のオンリーイベントをやりましたが、 同じようにいずれまたキャストがそろって何かをする機会もあるかもしれませんしね。
またみなさんの前にジェット役として登場できるといいなと思います。

ロシュ役木村良平 様

ロシュについて、本作ならではの魅力や演じる上で気をつけたところがあればお聞かせください。
前作から2年経っていますが、いい意味でロシュは成長していません。今回かなり大人になっていたら、それはそれでどう演じようかなと思っていたのですが(苦笑)、 意外と変わっていないので、全編通して、青臭さが出ている感じがします。ロシュは特殊な能力があるわけではないので、彼ができることは限られています。
その中で泥にまみれてがんばっているところが魅力なのかなと。今回、作中で起こる事件についても、できるだろうと思ったことが、 うまくいかずにアンジェリークを傷つけてしまったり。それでも諦めない、ロシュはそんな一生懸命なやつで、必死にあがいているので、 その様子を見守っていただけたらうれしいです。“かわいいな、こいつ~”くらいの度量で見守ってほしいですね。
ロシュルートを中心に、見どころやお気に入りのシーンをお聞かせください。
ロシュは乙女ゲームの理想的な男性ではないと思います。泥臭くて、結果を出せることも多くない、やれることが少ないです。

それでも自分が求めるものがあるから、いろいろなものとの折り合いがうまくつけられない中でもがんばっている。
そんな、まっすぐなところやがんばっている姿に共感してもらえたら、彼は救われるのかなと思います。
かっこいいキャラクターはたくさんいますが、ロシュのようなタイプはあまりいないと思うので、寄り添って頂けたらうれしいです。
最後に、ファンへメッセージをお願いします。
10年の時を経て続編の発売が決まった『ネオ アンジェリーク』。ついにロシュは攻略対象になることができました。
もう叶わぬことだと思っていたのでうれしいです。これはすべて、作品を忘れずに応援して下さるみなさんのおかげです。
『ネオ アンジェリーク』は、僕が声優として人前に出るようになった頃からの付き合いで、大変お世話になった作品です。
『天使の涙』で、改めてロシュを演じることができて、すごく幸せです。

カミーユ役山下大輝 様

カミーユについて、本作ならではの魅力や演じる上で気をつけたところがあればお聞かせください。
カミーユは気持ちがいいくらいに純粋でまっすぐな子です。あらゆるものに感動するので、見ていて心配になってしまうくらいです。それに、物をあまり知らない分、いろいろなものに興味をそそられますし、探究心もあって……いい意味で空気を読みません!
そういうところが、ほかの人たちからすると新鮮で刺激になるのかなと思います。
アンジェリークへのアプローチも、周りのことは気にせず、思ったままの気持ちを彼女に伝えていますし。
すべてにおいて、彼の気持ちに裏や嫌味がないところが魅力かなと思います。
カミーユルートを中心に、見どころやお気に入りのシーンをお聞かせください。
ジェイドさんとのやりとりは印象に残っています。カミーユはお茶とお菓子が好きなんですが、 ジェイドさんはいつもそれを用意してくれるんですよ。だから、カミーユの中では“お茶とお菓子をくれるいい人”という認識に なっているのかなと思います(笑)。あと、ロシュとのやりとりは、思春期っぽくて楽しかったですね。
“嫉妬する男の子”の雰囲気が出ていたのは彼との会話だったので。
最後に、ファンへメッセージをお願いします。
およそ10年ぶりに『ネオ アンジェリーク』の新作が発売されます。前作から大好きだったという方も、 今回初めて作品を知ったという方も、そのどちらにも楽しんで頂けると思います。
長く愛されてきた作品というプレッシャーを感じながらもその中で、僕は周りの先輩方に胸を借り、カミーユを通して、 いろいろなチャレンジをしました。愛を持って演じましたので、みなさんにもその思いが届けばいいなと思います。
また、カミーユは謎を解いていくことで、より魅力的に成長していくキャラクターです。
ぜひそれを感じ取って頂いて、ゲーム本編を楽しんで頂けたらうれしいです。