テミラーナ国の強運姫と悲運騎士団
テミラーナ国の第三王女。
自分の身に危険が迫った時、選ぶべき道を視覚的に捉えることができる『強運』能力を持つ。
王族として人前では淑やかに振る舞うが、
親しい人と話す時には砕けた言葉も使い、普通の少女らしい一面を見せる。
『呪われた王女』と王族には忌み嫌われているため、
王城から少し離れた屋敷で暮らしている。
亡国『ゾンダリク』の王子で、旅芸人一座『マーベイル座』と共に暮らしている。
お世辞が言えない性格でプライドが高く、主人公と話す時も物怖じしない。
挑発に簡単に乗ってしまうなど未熟な一面もあるが、
ゾンダリク王国を再興させようとする強い志(こころざし)を常に持っている。
下民区サマリ村で暮らす超貧乏一家の長男。
穏やかな性格で世話好き。9人の弟妹たちの面倒を見ている。
貧しさゆえ学校にも通えず苦労していたが、主人公との出会いにより変化していく。
没落貴族『ハーベック家』の当主で両親や祖父母もおらず孤独の身。
しかも少し散歩しただけで倒れてしまうほど病弱なので、引きこもりがち。
恋愛にも生きることにも、何に対しても消極的だが、
唯一騎士に対する憧れだけは人一倍強い。
平民区バラールボアの町にある鍛冶屋『ヘリング』の店主で、
たった一人で経営している。
幼少期から鍛冶一筋。典型的な職人気質のため、
気に入らない作品は自分で壊してしまうことも。
身寄りがなくネルティ養育院で暮らしている少年。
幼い頃にあることがきっかけとなり記憶障害を発症し、
それ以来どんな出来事も一日経過すると忘れてしまう。
首から木札を下げており、忘れたら困ることは必ず書き留めるようにしている。
オネエ口調で話し、動物たちの言葉も理解する不思議な生き物。
主人公の相談役として一緒に暮らしているが、
今では何でも話せる親友のような存在になっている。
第51代テミラーナ国王で、主人公の実父。
武勇に長け、知性も高い理想的な国王だが、
養子としてファリアス家に入ったことを快く思わない人たちに
未だに頭を悩まされている。
テミラーナ国の王妃で、主人公の実母。
優しい性格で家族を大切にしている。
三女である主人公と別々に暮らしていることを嘆き悲しんでいる。
テミラーナ国第一王女で、主人公の実姉。
母ゆずりのおっとりした貴族らしい話し方をするが、
性格は冷酷で野心的。
主人公のことを『呪われた王女』と嫌っている。
テミラーナ国第二王女で、主人公の実姉。
クラウディアとは真逆の男勝りな性格で、
武勇に優れ、自身の騎士団長も自ら務めている。
長女と同じく主人公のことを忌み嫌っている。
主人公が生まれた時から育児、躾を担当している侍女。
厳格な性格で、相手が姫であっても間違ったことをすれば容赦なく叱る。
主人公のことは手のかかる娘のように思っている。
主人公が外出する際などに付き従う護衛長。
しかし護衛をする時の態度はいつも不真面目で、
酒や女にもだらしないため、周囲の人間には見放されている。
ニルダと共に主人公の身の回りの世話をこなす侍女。
地味かつ無欲で仕事には真面目だが、ちょっと変わっているところも。
主人公のことを心から慕っている。
ジョセフィが雑用係を務める旅芸人一座『マーベイル座』の座長。
人情深く、一座の仲間や親しい人たちをとても大切にしている。
旅芸人一座『マーベイル座』で働く人気の踊り子。
姉御肌で一座をまとめているしっかり者だが、
男運がなく時折弱い部分を見せることもある。
旅芸人一座『マーベイル座』で護衛係を務めている少年。
身寄りがなく困っていたところを一座に拾われたが、
以前の記憶を失くしており、自分に何があったのかは一切覚えていない。
いい加減な性格で、ふざけた態度をとることが多い。
国王の兄で、主人公の伯父。
先王の長男のため次期王と言われてきたが、
『選王の儀』において選ばれることはなかった。
非常にプライドが高く、現国王で弟のカルナップを誰よりも憎んでいる。
テミラーナ国の要となる『運星術』の使い手。
星の配置を見て未来を言い当てる建国以来の天才であり、
『神の子』とも噂されている。
テミラーナ国一の剣の使い手で、
国王直下の聖騎士団『ジェメーヌ聖騎士団』の団長を務めている。
真面目で礼儀正しく、忠誠心に厚く、
まさに騎士の見本のような人物。
主人公が幼い頃、勉学や剣術の師を担当していた。
光の守護神として知られる『ルクス神』を信仰しており、
剣の腕も立つことから『ルクス教団聖騎士団』の団長を務めている。
口数が少なく、他人をあまり信用しない性格だが、
あるきっかけからアンジェラ王女との結婚を余儀なくされ、
現在はルクス教団と王室の橋渡しをするような役割となっている。
???
ある日主人公の前に現れた、無邪気で人懐っこい性格の子供。
エリックのことを以前から知っている様子で……?