世界観

WORLD

妖精が御伽噺ではなく実在した國。
今はただひとりの純妖精(ピュア)である女王・ティアにより治められている王國【グランド・アルビオン】、その首都・ローアンで物語は始まります。
舞台となる【グランド・アルビオン】は、純妖精(ピュア)である女王を筆頭に、妖精の血を引く半妖精(ユニーク)の貴族で構成される【五家】が國を護っています。
明確な階級制度があり、上層階級(貴族階級)・中流階級・労働者階級・下層階級にわかれており、中でも下層階級に属する半混児(ミングル)は差別の対象に……。

種族

純妖精(ピュア)
妖精郷で生まれた純血の妖精。
現世にはティアひとりしか存在しないとされている。
半妖精(ユニーク)
純妖精の血をひき、妖精としての力が強い上層階級の者を指す。
人間(ヒューマ)
もともと現世に存在していた種族。多くは中流階級に属しており、女王の庇護のもと一部の弱者を除き、半混児よりも繁栄している。
半混児(ミングル)
半妖精よりも能力が低く見限られたものを呼ぶ蔑称。
半端な見た目(歪んだ翅やそれを隠せないなど)が受け継がれ、姿に反し能力が弱い。

五家

建國の祖である5頭の純妖精、その末裔として一般國民から畏敬をもたれる一族。
強い力を秘めた半妖精(ユニーク)で構成されている。
バーンスタイン侯爵家
風を司る妖精《シルフ》を祖にもつ。
外ツ国の侵略からアルビオンを守り抜き、嵐を起こして侵略者を海へ沈めた逸話がある。女王の信頼も厚い一族。
クレスウェル伯爵家
石細工が得意な《スプリガン》を祖にもつ。
鉱石に宿る力を使い結界を編み出して國防の一翼を担うが、最近ではやや一族の規模が小さくなってきている。
ウォード子爵家
女王に忠実な妖精犬《クー・シー》を祖にもつ。
諜報や暗殺などを担い、女王に敵対する者へ容赦ないとされている。
一方で一族の結束力が強く、身内への愛情が深い。
サリヴァン伯爵家
青い火を操る《ウィル・オ・ウィスプ》を祖にもつ。
ヒトを惑わし死者を操る力を持つという噂があるが、実際にどのような力なのか、真偽は定かではない。
リンデル男爵家
女王に付き従う《プーカ》を祖にもつ。
もともと五家ではなかったが、15年前に引き上げられた経緯があり、他の一族と違い、力や実態がほとんど知られていない一族。

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