プーカを祖にもつリンデル男爵家の当主代理を務める。
社交界で浮き名を流しまくる伊達男で、女性からは羨望を、男性からは憎悪を向けられがち。
当主代理ではあるものの、仕事に対して不真面目で、注意されてものらりくらりと躱して思うままに振舞う。
あらすじ
「なに、心配しなくても、
君の目的を誰かに告げ口するつもりはないとも。
……この手を取りさえしてくれれば、ね」
甘い言葉をかけてくるアスコットを利用できないか考える主人公に対して、ジョンやゴネリルは荷が重いと忠告する。腑に落ちない気持ちを抱えながら過ごす主人公にアスコットは恋人ごっこの提案を持ちかけ、目的を理解するそぶりをとりつつも真意を掴ませない。
危険とは理解しながらも女王への足掛かりとして、その手を取り偽の恋人としてアスコットと逢瀬を重ねていくが――