新キャラクターについて



これまで制作してきた薄桜鬼は、「新選組奇譚」というサブタイトルがついていたように新選組を中心とした物語でした。
新たに薄桜鬼を見つめ直すにあたって、これまでの新選組の中の物語だけではなく、
新選組を内外から彼らを見つめ、幕末や彼らに関わる事件など取り巻く環境についても楽しんでいただければと思っています。

そのために、新たに三人のキャラクターを用意しました。
伊庭八郎は幕臣という立場から彼らを見つめ、そして共に歩んだ人物です。
新選組が所属している幕府側の視点から新選組の姿を見ることができればと思います。
相馬主計は主人公より遅れて新選組に入隊してきた人物です。
主人公と共に成長しながら新選組を最後まで追いかけていきます。
彼の目を通して新選組の全てを見届けることができればと思います。
坂本龍馬は新選組と敵対する薩摩や長州などの倒幕派と呼ばれる側に属する人物です。
敵側の変若水や羅刹の関わり、そして敵側から見た新選組の姿を見ることができればと思います。

また、その他にも新キャラクターを用意しました。
これまでの薄桜鬼に出てくる新選組のキャラクターは、主人公の秘密を知るごく親しい人物ばかりです。
今回は物語の幅を広げ、彼らとは相容れない人物も用意して、新選組内にもいろいろな人物がいることを知ってもらえればと思います。
そこで二人のキャラクターを用意しました。
五番組組長として武田観柳斎、九番組組長で伊東甲子太郎の実弟でもある三木三郎です。
また、主人公や新たなキャラを補足するためのキャラクターも用意しました。
相馬主計と同期入隊の野村利三郎、伊庭八郎の親友である本山小太郎、坂本龍馬の盟友である中岡慎太郎を登場させています。
これらのキャラクターは、物語が進めば進むほど、新選組やこの薄桜鬼の物語に深く関わってくるはずですので、ご期待いただければと思います。