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ハイカラ流星組結成より前、「流星組」が世間を賑わせていたことがありました。
明治になって間もなく「流星組」が結成され、 庶民の恨みや悩みを解決していたと謂われています。 しかし町の人達に当時のことを聞いても皆口を閉ざしてしまいます。 「流星組」と警察との間にいざこざがあったようで、 今もなお当時を知る警察関係者達は「流星組」という言葉すら忌み嫌っています。 |
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「流星組」に頼む時は龍守神社の絵馬掛に頼み事を書いて絵馬を掛ける、
そうすると頼みをきいて貰えると、当時噂になっていました。 何拾年も前の話で「流星組」自体あるかないかも分からない状態ですが、 信じている人が後を絶たず、頼み事を書いた絵馬がちらほら見掛けられます。 「ハイカラ流星組」も当時のやり方に沿って、町の人達の依頼を受けるようになります。 しかし絵馬は誰でも見られますので、差出人も詳しい内容も記されていません。 依頼を受ける前に詳しく調査する必要があります。 |
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警察がするようなことを彼らが代わって勝手に成敗すること、
以前の「流星組」に何かあり、「流星組」と発言することもままならないことなどから、 隠密に行動する必要があります。 聞き込みも打ち合わせも細心の注意を払って行わなければなりません。 「ハイカラ流星組」の打ち合わせや相談は賢の店が閉まってから、 店の二階を利用して行います。 店への出入りも周りの目を気にしてすることなります。 |
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「ハイカラ流星組」として活動するには人目を忍ぶ必要があるため、
行動時には普段とは違う衣装や髪型などを変えることになります。 衣装は全て賢が仕立てたもので、 黒を基調とした衣装に「ハイカラ流星組」の印を刺繍しています。 洋装や着物、模様や着こなし方は全て賢が考案したもので キャラクターそれぞれの個性を引き立たせる格好になっています。 |
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主人公に久史、銀之助、楓花、そして賢、徳治郎の六人で結成されています。
普段の生活、性格などから主人公が依頼の選別と聞き込みを行うことになります。 銀之助は作戦参謀、 徳治郎は俥屋の利点、久史は身軽な身のこなしを活かして直接退治する役割です。 久史は楽器の弦を用い、徳治郎は素手で敵と対峙します。 楓花は趣味の香道を使って眠らせたり、意識をもうろうとさせたりします。 賢はサポート役で衣装や場所の提供以外に、依頼によって役割を変更します。 |