- 演じられた南郷久史の魅力と、演じる上で意識した点についてお聞かせください。
- 結構ツンツンとしていて口が悪いところが多いのですが、そういう表面的な部分と、もちろんそうじゃない部分もあります。そういうギャップが魅力的で、皆さんに楽しんで頂けるのではないかなと思います。久史のように、ここまで主人公にズゲズゲ言ってくるキャラクターは珍しいんじゃないかなと思いますので、その辺が面白いのではないかなと。そして、この作品はただ女の子を口説き落とすという作品ではないと思うので、なるべくリアルに、きれいに整えないように読もうというのは意識してやりました。かっこよく読もうとすると、わりと吐息が多めになったり、ややキメっぽくなったりしてしまうので、なるべくちゃんと人がしゃべっているように自然にしようという感じですね。
- 本作での見どころや、とくに印象に残ったシチュエーション・お気に入りのシーンを教えてください。
- 井口（祐一）さんが声をやられているキャラクター（守田楓花）がいるんですけど、この見た目で井口さんがやられるんだっていう（笑）。もちろん井口さんは、高くてかわいい声ではあるんですけど。楓花をはじめ、いろいろなタイプのキャラクターがいるのがこの作品の見どころで、面白いところだと思います。あと、どのキャラクターも実年齢よりも大人っぽいなと僕は感じました。
- 最後に、発売を楽しみにしている皆さんへメッセージをお願いします。
- 乙女ゲームなので、もちろん恋愛面が重要で面白い部分ですが、『ハイカラ流星組』は、それ以外の流星組としての活躍も冒険活劇として描かれていて、皆さんが楽しくプレイできるのではと思います。いろいろなキャラクターと恋愛するのも楽しいですし、物語自体が面白くなっています。一生懸命収録しましたので、ぜひボイスも飛ばさないで聴いて頂きつつ、キャラクター同士のやりとりを楽しんで頂けたらなと思います。よろしくお願いします。
- 演じられた松原銀之助の魅力と、演じる上で意識した点についてお聞かせください。
- 所謂「先生」と呼ばれることの多い立場、かつ年長者ポジションなので、その点を第一に意識しました基本的にクールなのですが、胸に秘めている想いも感じていただければ嬉しいです。
- 本作での見どころや、とくに印象に残ったシチュエーション・お気に入りのシーンを教えてください。
- いやーーこれは本当にネタバレなので濁しますが、
銀之助編ラストシーンです！銀之助の行動原理や主人公への想いが、スッキリ回収されます。 - 最後に、発売を楽しみにしている皆さんへメッセージをお願いします。
- きっと「正義」について考える良い機会になると思います。
ハイカラ流星組と一緒に清く正しく「世直し稼業」して行きましょう！
発売をお楽しみに。
- 演じられた守田楓花の魅力と、演じる上で意識した点についてお聞かせください。
- 楓花の可愛い容姿に合う声にすることをいちばん意識しました。マイクの先に譜面台を置いて頂いていつも楓花が目に入るようにして演じていました。魅力としては、超女子力！妹の優花はちゃきちゃきしていて男勝り。比べて楓花はふわっとしてザ・女の子という感じで、めちゃくちゃ可愛いんです。刺繍が好きで、もじゃもじゃが苦手。でもそのもじゃもじゃが声を担当しているのです……天然パーマだから……申し訳ない気持ちでいっぱいです……ごめんね楓花ちゃん（泣）。
- 本作での見どころや、とくに印象に残ったシチュエーション・お気に入りのシーンを教えてください。
- 現代には見られないような人間同士の繋がりの深さを感じられるシーンは全てお気に入りです。人情味っていいですよね。印象深かったのは主人公と楓花の関係がガラッと変わる瞬間です。楓花の心が大きく揺れ動くシーンは僕の心もたっぷりと込めてありますので楽しんで頂けたら幸いです。
- 最後に、発売を楽しみにしている皆さんへメッセージをお願いします。
- 何やらおじさんの写真がありますね。誰でしょう？かわいいかわいい楓花ちゃんをこの人が演じている訳ないですし親戚の方ですかね。くれぐれもゲームプレイ中にこのおじさんを思い出さないでくださいね。明治の世界に没入してハイカラ流星組を堪能してくださいませ。
- 演じられた咲村賢の魅力と、演じる上で意識した点についてお聞かせください。
- 物語の序盤で見せている表情と、後半で見せている表情が変わっていくのが魅力なのかなと思います。
賢はふだんは飄々としていて、楽天的で開放的な性格なのですが、じつはわりと重めの過去があるんです。
そこに対してすごくきちんと考えてますし、大人の魅力があるのかなって感んじています。 - 本作での見どころや、とくに印象に残ったシチュエーション・お気に入りのシーンを教えてください。
- ネタバレになってしまうのであまり言えないんですけど、賢の個別ルートのなかで、これまでとは大きく雰囲気が変わる展開があります。
そこは理由もしっかりしているし、非常に「なるほどな」と思ったシーンでした。これ以上はちょっと言えないです。
あとはやっぱり、長文での説明が大変だったので、どうしても印象に残っています（笑）。 - 最後に、発売を楽しみにしている皆さんへメッセージをお願いします。
- 賢を演じました石川界人です。『明治活劇 ハイカラ流星組 －成敗しませう、世直し稼業－』は推理要素がたくさんあり、
ハラハラした展開を楽しみながら物語を進めて頂けるのかなと思います。キャラクターたちもそれぞれの重い想いや過去があるので、
自分の好みのキャラクターだけでなく、全員の内なるものを知って頂ければいいなというふうに思います。どうぞよろしくお願いします！
- 演じられた中井徳治郎の魅力と、演じる上で意識した点についてお聞かせください。
- 一生懸命、徳治郎という人間であろうと頑張って演じました。徳治郎がすごく魅力的だなと思うのは、過去や生い立ちが独特なところです。彼は自分がどう生きていくかということを悩んでいます。もし僕が徳治郎と同じ生い立ちだったらどうしていただろうなとか、そういうところをすごく考えさせられる奥行きのあるキャラクターだと思います。あとは朴訥さといいますか、ちょっと天然っぽいところもいいですよね。誰のことも茶化さず、純粋な真っすぐさがある人だなと思います。先ほどもお話ししたとおり、初めて取り組ませて頂く形のゲームだったので、最初に資料を頂いたときには自分がどのキャラクターを演じるのかわかりませんでした。でも榎木（淳弥）くんが先に知っていて「親弘さんあの役だよ」と言われて（笑）。徳治郎はすごく綺麗な顔ですし、自分の声に合うんだろうかと不安に思いながら演じていたのですが、１回めの収録が終わったあとにスタッフの皆さんが「よかったです」とおっしゃってくださり、それで勇気を頂いて取り組めた気はします。
- 本作での見どころや、とくに印象に残ったシチュエーション・お気に入りのシーンを教えてください。
- ひとりで収録をしたので、ゲームができ上がってみんなと掛け合いになったときにどんな感じになるんだろうと楽しみです。僕も絶対に遊んでみようと思います。榎木くんのキャラクターを攻略してみようかな？（笑）
- 最後に、発売を楽しみにしている皆さんへメッセージをお願いします。
- 自分なりに一生懸命向き合って取り組んだ作品なので、ぜひ皆さんには遊んで頂きたいです。発売されたら僕も同時に遊び始めますので、いっしょに楽しんで、感想を送って頂けたらうれしいです。あとは……続編ができたらいいですよね。ぜひぜひ楽しみにしていてください。
