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- 榎本峰雄
- 「ん? え、これはまさか……【あーん】ってやつか!?」
- 星野市香
- 「そ、そうです」
- ずばり指摘されると、恥ずかしい。
早く食べて欲しいのに、峰雄さんは差し出したハンバーグを見つめたままじっとしてる。 - 榎本峰雄
- 「こ、恋人にやってほしい100の事柄のうちの1つを、こんなふうにやってもらう日が来ようとは……」
- 星野市香
- 「……前もそんなこと言ってませんでしたっけ?」
- あれは峰雄さんの頬についたご飯粒を取ってあげたときだったように思う。
- 榎本峰雄
- 「き、気のせいだろ!これくらい、俺もたしなんだことあるし!」
- 星野市香
- (目が泳ぎまくってます、峰雄さん……)
- 星野市香
- 「あれ……? でもたしなんだこと、あるんですね。それって、誰に……」
- 榎本峰雄
- 「え!? それはーそのー、想像というか、夢の中というか……」