野聡さま

まずは台本を読まれての感想や作品の印象についてのご感想をお聞かせください。
童話の『シンデレラ』をモチーフにしているストーリーということで、全体を通してものすごく美しいなというのが第一印象でした。
『シンデレラ』というだけで、女性は好きな物語かなと思いますね。主人公もすごくかわいいですし、ネーミングのセンスも素敵だなと。
“透ける京”でトウキョウとか、いろいろ感動しましたね。今回、『Cendrillon palikA』に関わらせていただけて、 うれしいなというのが率直な気持ちでしたね。
紫鳶ルートの見どころについてお聞かせください。
紫鳶がヒロインと出会って、そこから彼自身も自分を見つめ直し、自分の抱えているものに向き合いながら進んでいきます。
そこが物語の根幹にも関わってくるので、彼が自分やこの世界、そしてヒロインとどう向き合っていくかというのが、 ゲームをプレイしてくださっている方にも楽しんでいただけるキーポイントになっていると思います。
キーワードをひとつ挙げるとしたら、“欠片”ですね。彼が持っている、とある欠片がキーになってきます。
あとはやっぱり眼帯の奥ですかね。でも、大げさなものではなくて、バーッと眼帯を取って「発動!」みたいなことはないです(笑)。
本編のお話は、ファンタジー寄りかと思いきや、意外と現代チックなところもあるんですよ。
ガラスでできた美しい世界なのに、野球の話題も出たりするので、そこもある意味で見どころですね。
最後に、発売を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
『Cendrillon palikA』を楽しみに待ってくださっている皆さまありがとうございます。発売も刻々と近づいております。
童話の『シンデレラ』をモチーフにした美しく、涙なくしては語れない、そんな感動を呼ぶゲームとなっております。
女性の皆さんなら、必ず1度は憧れた『シンデレラ』の世界を、この『Cendrillon palikA』という新たな形で楽しんでいただける、 ものすごく素敵な内容となっております。登場人物やこの世界の美しさを、ぜひたくさんの方にゲームで体験していただけるとうれしいです。
発売までもうすぐです。楽しみにしていてください。

田雄馬さま

まずは台本を読まれての感想や作品の印象についてのご感想をお聞かせください。
すべてがガラスでできている世界や、呪いのミステリアスさにとても惹かれました。
危うさのある世界だからこそ、惹きつけるものがあるんだと思います。
もしそんな世界になってしまったら、綺麗過ぎて怖いだろうなって。
とにかく目に飛び込んでくる神秘さが魅力的だったので、収録するのが楽しみでした。
憂漣ルートの見どころについてお聞かせください。
憂漣は、自分の知らなかった感情に出会って変わっていきます。
その変化がすごく大きいので、最初からプレイしていくとびっくりしてしまうかもしれません。
それくらい感情を表に出すシーンがありました。でも逆に言えば、いままでそういう感情を自分が持っていることに 気づいてなかっただけだと思うんです。秘めていた情熱を、主人公と一緒にいることで出せるようになったのが印象的でした。
それがいい方向になのか、悪い方向になのかはわかりませんけどね(笑)。
なので、自覚のない涙と自覚して流す涙が出てくるんですが、自覚した時は「ここまで来たか……」と思いましたね。
他人のことを考えられなかった人が、誰かのために泣けるようになったっていうのは、素敵なことだなって。
ある意味、一番大きな変化だと思います。素敵な涙が流れるので、期待していてください。
最後に、発売を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
『Cendrillon palikA』は心が揺さぶられる作品です。普段感じることの多い感情に振り回されていくお話になっているので、 憂漣に感情移入しながらプレイして頂けるシーンがいっぱいあると思います。ぜひ発売を楽しみにしていてください。

江夏樹さま

まずは台本を読まれての感想や作品の印象についてのご感想をお聞かせください。
『シンデレラ』の物語がモチーフですし、ガラスの世界ということで、ビジュアルがすごくきれいだなと思いました。
透明感があってキラキラしていて、素敵ですよね。舞台が透京という点も、おそらく東京をもじっているのだと思いますが、 実在しそうでしない感じもおもしろいなと。僕が演じた廻螺くんは……あまり具体的には言えないのですが、 主人公と出逢ったことで乗り越えていく展開が印象的でした。単純な恋だけではなく、彼を取り巻く環境や背負っている宿命などを ふたりで乗り越えていく物語です。
廻螺ルートの見どころについてお聞かせください。
ルートの見どころはあまり言えないのですが(笑)、廻螺は図書館にいることが多いので、そこで仲良くなっていくことが多いです。
あと廻螺は日記を書いているので、その内容にも注目して頂きたいです。
廻螺の涙は“暗涙”なんですが、人知れず流しますし、血の涙も流します……。
背負っているものが大きくて、他人が解決してあげられるものでもないので、人知れず泣くしかないんでしょうね。
それを知ったとき僕は、「もっと他の人に相談したほうがいいじゃない?」って思ったんですが、こればっかりは難しい問題だからなあ……って。
すごく大変な運命なんだと思います。そんな廻螺にしっかり寄り添ってあげてください。
彼のことを受け入れてあげないと大変なことになりかねない……かも?
最後に、発売を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
すごく練られた、ストーリー重視の作品だなと演じていて感じました。
廻螺の背負っているものや考え方には共感できる部分も多かったので、気持ちを込めて演じました。
それが伝わることを願っています。いろんなキャラクターが登場するので、それぞれの物語を楽しんで頂ければと思います。
しかも今回はNintendo Switch用ソフトとして発売されるタイトルということで、家でじっくりプレイするのも、外でプレイするのもいいと思います。
ぜひ楽しんでくださいね。

川大輔さま

まずは台本を読まれての感想や作品の印象についてのご感想をお聞かせください。
とにかく綺麗。透明感があって美しくて、まさにファンタジーの世界!
ここまで作りこまれていると、物語の世界に没頭できると思います。
それぞれのキャラクターにもしっかり共感できる部分があるのでリアリティがありました。
黒禰ルートの見どころについてお聞かせください。
紫鳶や憂漣との絡みはぜひ注目してほしいところです。
あとはこのクールな黒禰がどう変貌していくのか、その変化を楽しんで頂きたいです。
ゲームですから当然ハッピーエンドだけではなく、バッドエンドもあるわけですが、バッドエンドは悲しすぎます! 
すごく切なかったですね。先にバッドエンドを見るのか、それともハッピーエンドを見た後にバッドエンドを見るのか、 よく考えてからプレイしてください。黒禰の涙のテーマは“涙淵”。涙の理由はすごくわかりやすいんですが、 クールに見える彼の中にいろんなものが募っているんだなあと。それが温められた雪のように解けていくと、 涙になってどんどんあふれ出ていくんだと思います。ただ黒禰が心を開くかは、プレイヤーの方次第!
最後に、発売を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
このきれいな世界がどう表現されるのか、僕も出来上がった作品をNintendo Switchで見るのが楽しみです!
すごくロマンチックな雰囲気ですが、繰り広げられる恋愛模様や人間関係にすんなり入りこめる物語になっています。
ぜひゲームの中に入り込んで、キャラクターたちと一緒に前に進んでください。きっと綺麗な思い出になると思います。

津和幸さま

まずは台本を読まれての感想や作品の印象についてのご感想をお聞かせください。
透京はとても不思議な街でした。ガラスでできた街ということで、すごくファンタジックなんですが、 絶妙な現実感も入り混じっているんです。ちゃんと関東もあるんですよ。それから、イラストの色使いもすごくきれいです。
やっぱりモチーフが『シンデレラ』ですからね。果たして0時になったらどうなってしまうのか……そんなミステリアスな雰囲気も漂わせています。
綸燈ルートの見どころについてお聞かせください。
綸燈の台詞で印象的だったのは「愛してる」ですね。いろいろな愛の形があるので、いろいろな「愛してる」を言いましたし、 録り直しもさせてもらいました。ルートによっても違ってくるので、その時々で意味を考えながら大事に演じました。
綸燈の物語を読んで感じたのは、命をかけて物事を決める瞬間って、ほんの一瞬なんだなと。
ひとつの選択が、のちの運命を大きく変えてしまうこともあります。そんなとってもスリリングなシチュエーションがあったり、 心の揺れ動きが描かれているのがとても印象的なシナリオでした。綸燈はずっと気持ちが揺れ動いているんです。
ベースはいつも笑顔ですが、そういう人ほど実は怖いじゃないですか。そういう人って、裏ではいろいろ考えているんです。
さらに、綸燈の心の奥には闇がありました。綸燈の涙は“空涙”……ウソ泣きですね。
涙を流すシーンを逆算して気持ちを作って演じていったんですが、本当の涙なのかな? と感じました。
本心ではあるんですが、彼自身がまだ涙の意味をわかっていないのかもしれません。だいぶ演じがいのあるキャラクターでした。
最後に、発売を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
みなさん、Nintendo Switchはもうゲットしましたか?
きれいな画面でプレイしたり、家のテレビにつないだり、いろいろな遊び方ができます。
素敵な殿方たちがたくさん登場しますし、とってもかわいい謎のカワウソも出てきます! そんなところもお楽しみに!

海浩輔さま

まずは台本を読まれての感想や作品の印象についてのご感想をお聞かせください。
これだけのワード数を収録するのは久しぶりだったので、どこまでいけるかなと思ったのですが、収録自体は順調に進めることができました。
個人的には、ここまで純粋で元気いっぱいなキャラクターを演じることが最近あまりなかったので、喉が爆発するかと思いましたが(笑)。
物語自体にはダークな面もしっかりありましたが、悲しくもあり美しくもある儚い世界観でした。
泣虎ルートの見どころについてお聞かせください。
前半はほほえましいシーンもありますが、基本的にはシリアスです。どのキャラクターも背負っているものが重いですしね。
泣虎ルートを実際にプレイして頂くと、まるでわが子の成長を見守るような気分になると思います。
泣虎は“大きな子ども”ですから。過去にいろいろあったためか、とにかくお兄ちゃん(綸燈)ありき! 
そんなお兄ちゃん子だった人が、主人公と出逢ったことによって……? というところにドラマがあります。
お兄ちゃん中心だった世界から、彼が一歩成長していく姿が描かれています。
泣虎のルートは“悲涙”がキーワードです。こんな泣きそうにない人がどんな場面で涙を流すのか、ぜひお確かめください。
最後に、発売を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
美しくも儚ない物語です。プレイしごたえ、聴きごたえのある作品になっているのではないでしょうか。
『シンデレラ』というテーマは王道ですが、この作品はそれだけではありません。
キャラクターが背負っているものや世界観など、見所の多い作品になっています。楽しみに待っていてください。

山紀彰さま

まずは台本を読まれての感想や作品の印象についてのご感想をお聞かせください。
すごくきれいな世界、きれいだけどどこか冷たい印象のある世界で繰り広げられる物語です。
もともとのシンデレラにある「0時までに」という部分に、今作では呪いが関わっています。
受け取り方によっては、どこか教訓めいたものがあって、「なるほどな」と感じることもありました。
歌紫歌ルートの見どころについてお聞かせください。
そもそも主人公にガラスの靴を贈ったのが歌紫歌です。
歌紫歌には歌紫歌の目的や考えがあって、主人公と話しているので、歌紫歌ルートに入ったときに、 プレイしてくださるみなさんがどう受け取るのか楽しみなところではあります。
主人公との関係性や、自分が思い描いてきたこととのバランスをどうとっていくのか悩むことになるんですが、 台本を初めて読んだ時は「……マジすか!」と思いました。それ以上は、秘密です(笑)。
歌紫歌の“紅涙”というテーマにもつながってくる部分ですね。他のキャラクターとは立ち位置も違いますし、 なにかしらある人物であろうことは、みなさんも察して頂いていると思いますので、 ぜひご自身でプレイして確かめて頂ければと思います。
最後に、発売を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
ファンタジー的な雰囲気ではありますが、台本を読んでいくと、どこかしら現代社会に通じるものを感じました。
決して説教くさいわけではないんですが、いまの自分の環境も捉え方を変えれば、彼らと変わらないのかな? と 共感できる部分があるはずです。不思議な魅力のある作品ですので、ぜひそれぞれのルートを楽しんでください。