- シン
- 「ああ……疲れた。
少しだけ、このままでいさせてくれよ。……癒して。
おまえあったかいな。子犬抱いてるみたい。
ふかふかして、気持ちいーや。
力入れたら抱きつぶしそう。すげえ柔らかい。……ほっとする。
…………。
ここにいるの、おまえだよな?
オレが抱いてるの、おまえだよな?
おまえとこんなに離れてたの初めてで、混乱する……」
- 主人公
- 「会いたかったよ……」
- シン
- 「……何、おまえ。
可愛いこと言うようになったな。
寂しがらせたのもムダじゃなかったかも。なんてな。
……いや、悪い。嘘。わざわざやったわけじゃない」