- トーマ
- 「あー、わかった。そりゃ必要だよね。
んじゃ俺は店の前で待ってるよ。
ショップは向こうだったかな……」
- ショップ店員
- 「そっちの人カレシさんでしょー?入って入って!
一緒に来たからにはー。やっぱ選ぶでしょ、フツー」
- トーマ
- 「え、いや、俺は」
- ショップ店員
- 「えっとー今の売れセンはこっち。
シフォン系のキャミとセットでバックがラブリーっていうかー」
- トーマ
- 「じゃなくて、俺は」
- ショップ店員
- 「あっ、でもカノジョサン。こういう見せブラ系も似合いそー!
アウターとあわせてレース見せて」
- トーマ
- 「そういうのはだから」
- ショップ店員
- 「こっちのリッチ小悪魔路線もアリですヨー。セクシーでー。
とりあえずサイズお計りしますねー」
- トーマ
- 「サイズって」
- ショップ店員
- 「うんうん、このサイズならこれがオススメかなぁ。うーん。
あ、試着されます?」
- トーマ
- 「試……え?」
- ショップ店員
- 「じゃあーカレシさんはこっちでー。
カノジョさんいいですかー着替えたら開けますから言ってくださいネー」
- トーマ
- 「――――!?」
- ショップ店員
- 「あー超カワイイー!!
どうですかカレシさん! 似合いますよネー!
じゃああとはーこっちのエレガントっぽいのとー。
インポートのも試されますかー?
これ人気なんですよ~。すっごい触り心地が良くて~。
カレシさん触ってみます?
そんでーうーんとー。
あっ、駄目ですよカレシさん!勝手に出てったらー!
どうですかーサイズ合ってました?カーテン開けますネー」