ある日ルルの前に現れた限りなく羽虫っぽい、何か。
自称「時空を駆ける妖精」のベルはルルのことを知っており、
恩人であるルルに恩返しするために夢の中にやってきたことを話す。
ベルは過去も未来も好きに行き来できるため、
恩返しとして「時空の欠片」を見せてあげるとルルに提案する
ルルの人生には無数の可能性があるけれど、いつ誰とどんな関係になるのかわからない。
しかしベルの力を使えば、ルルの辿る物語の一部が見られるらしい。
ベルが厳選した3つの時間――
1つは、過去の世界で大切な人と困難を乗り越え、恋と魔法を勝ち取ったルルのその後。
1つは、大切な人の色に染まり、属性を得たルルのその後。
1つは、小さくなってしまったルルのその後。
提示された3つの時間軸から、ルルが選んだのは――?