誰もが持つはずの属性を持たない「無属性」の少女・ルル。
彼女が紆余曲折を経て人類初の「全属性」を得てからしばらくのこと――。
仲間たちが揃って記念撮影をしようとした瞬間、何故か魔法が暴走し、

それを止めようとしたルルは大きな衝撃により気絶してしまう。


ルルが目覚めたとき、傍らには見知らぬ青年がいた。
彼はルルたちの話を聞くと、にこやかに告げる。


「ようこそ、未来からの訪問者たち。ここは君たちが居るはずのない世界だ」

ルルたちが迷い込んでしまった場所。
そこはなんと、彼女たちが生きる時代から350年も前の世界だった――。