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寄り添うふたり
ヒロヤ 「……あんまりくっつくなよ」
カズハ 「ごめん……ちょっと、頭がフラフラして」
ヒロヤ 「あ……そっか。そうだよな。悪い。その、もっと寄りかかっていいぞ」
カズハ 「ううん、だいじょぶ……」
ヒロヤ 「無理すんなよ」
カズハ 「無理……してない、よ……」
ヒロヤ 「ウソつけ。まぶた、くっついてる」
カズハ 「ヒロヤだって……」
頭の中が、モヤがかかったみたいに朦朧としてどんどん自分の声が遠くなっていく。
ヒロヤ 「オレが……絶対、守ってみせるからな」
ヒロヤの声も。
ヒロヤ 「……絶対、に」
カズハ (私も……)
――守りたい。
※画面は開発中のものです