褒められているのだろうか。
それとも彼に気付かなかったことを暗に
責められているのだろうか。
それ以前に、彼はやはり予想外の行動が
多過ぎるのではないだろうか。
慌てて周囲を見渡し、私はやっと気付いた。
図書館の中にはもう私達しか残っていないのだ。
どちらがいいのか、真剣に考えてしまう。