■ コメント ■
- フエン様にやられました。序盤は国の創生期にこのような仙虹様が居られたんだなと昔話の感覚で受け流しかけましたが、とんでもなかった、今再び巡り会う為に待ち続けてくれていた情熱の人、それがフエン様です。
誰に対しても恋情は抱かないと公言していたフエン様の超然とした態度や語り方はまさに尊き仙虹様らしくそれはそれで好きでしたが、恋を知った後のフエン様の変わりようたるや。神々しさは変わらぬものの、堂々と愛情を口にしヒロインに愛を乞う、恋を全うする為悠久の時を過ごしてきたのだと分からせようと必死さを見せる所、泣きたくなる程の愛を感じ陥落しました。999年分とこの先もずっと彼を幸せにしたいと思うばかりです。
- 感情が分からないと言っていた人が誰かを愛し、相手を理解したいと感情を知ろうとし、彼なりにまっすぐ愛し続ける姿に惹かれました。物語の始まりを考えると、春前終節で彼がとった選択は彼にとって幸せと呼べるものだったのか…私が推しと思ったのはフエンなのかフェイなのか…ずっと悩まされてます。
- 人ならぬ故の傲慢さとそれでもナーヤちゃんとの考え方のずれを埋めたいと思い理解しようとするところが良い。どこまでも一途で愚かで愛おしい。