主人公である春日珠紀は、
両親の海外転勤に伴い
祖母が住まう母の実家がある
山間の村に帰ることになった。
村に着いてから珠紀が目にしたのは、
彼女だけに見える奇妙な生き物たち。
それらに襲われる珠紀を救う
謎の少年、鬼崎拓磨。
そして、祖母に打ち明けられる秘密。
「貴女は、
鬼斬丸を封印しなければならない。
玉依の血を継ぐ者として。
貴女を呼んだのはそういうことなの」
―――玉依姫としての使命
この世に終わりをもたらすといわれる
刀【鬼斬丸】の封印が
数十年ぶりに解け始める今、
それを再び封印すること―――
玉依姫としての宿命を受け入れる
珠紀の行く末は―――。