オトメイトの朗読イベントシリーズ
『オトメイトドラマティックシアター』とは
俺は。
俺たちは。
あいつを【 絶望 】へ突き落とした。
何度も、何度も、何度も、何度も――
終焉を迎えさせた。
――それでも。
たった一人。
この世界で唯一の
【 愛しい彼女 】が生きる
白き未来を諦められない。
そう、今度こそ必ず。
たとえ隣にいるのが―― ■ じゃないとしても。
***
その裏で彼らもまた、
【 愛しいナニカ 】のために虎視眈々と“その時”を待っていた。
「彼女を救うと言うのなら、やってみるがいい。
――私はそれ以上の悪意と狡猾さをもって、
その願いを壊してやろう」
***
誰もが渇望する。
感情を、想いを、愛を。
求める手が掴むものは【 絶望 】か【 救済 】か。
これは死神に魅入られた国・アルぺシェールに生きる
彼らの【 記憶 】 を辿る旅――。