- インピー
- 「きっかけ……
俺が技師を目指したきっかけ、か」
インピーは星空を眺めながら、
どこか懐かしそうに話してくれた。
- インピー
- 「そりゃーやっぱ機関車だね。
蒸気機関車」
- インピー
- 「吹き上がる黒煙、響き渡る汽笛の音。
吐き出される、真っ白な蒸気」
- インピー
- 「……ホント、すごかったなー……」
インピーは星空を眺めながら、
どこか懐かしそうに話してくれた。