- ルパン
- 「――何が良かったって?」
- カルディア
- 「え――」
突然伸びてきた手。
引っ張られる体。
いつの間にか私はベッドの上で
ルパンに抱きしめられていた。
- カルディア
- 「ルパン……!?
お、起きてたの……?」
- ルパン
- 「ああ、たった今な……」
- ルパン
- 「ったく、こんなにいい男が隣に寝てるんだぜ?
どうせ触るならこっちに触れて確かめろって」
- カルディア
- 「で、でも、もし毒が残ってたら……」
- ルパン
- 「今さら何言ってんだよ。
一晩中、同じベッドにいただろ?」