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源義朝の庶子として生まれるが、平治の乱で父が敗死したことにより男として鞍馬寺に預けられる。
持って生まれた才と源氏の子ということで、周囲から打倒平家を期待されて育つ。
特に、師であり育ての親である覚日からは、その才を見込まれ幼少期より兵法と武術を叩き込まれる。
だが、本人にその意志はなく、穏やかに生きることを望んでいる。
情に厚く、身分よりも個を重んじる傾向がある。
生まれてすぐに寺に預けられたため、家族の温かみを知らず憧れを抱いている。