ユーリア
「っ……ユゼフ! な、なにをするの!?」
ユゼフ
「ダメだよ、暴れたら落ちちゃう。じっとしててくれないと」
ユーリア
(じっとしててって言われても……)

そのまま固まっていると、ユゼフは長い腕で私の身体をしっかりと抱きしめた。

ユゼフ
「どう? 暖かい?」