- ケント
- 「……睡眠を取るのに十分なスペースは確保できたか?」
- 主人公
- 「はい。ケントさん、もうちょっとこっちに寄っても大丈夫ですよ?
そのままだとベッドから落ちちゃいそうです」
- ケント
- 「問題ない。私のことはいないものだと思ってくれ」
- 主人公
- 「いくらなんでもそれは無理ですよ……」
- ケント
- 「……それもそうだな。私も君のことを意識するなと言われても、できそうにない」
- 主人公
- 「あの……、すみませんでした。軽率な提案をして……」
- ケント
- 「いや、この方法を取れば2人が風邪をひくという事態になる確率は極めて低い」
- ケント
- 「それに……、君が横にいてくれるというだけなのに……、なんというか、温かい、な」
- 主人公
- 「そ、そうですか……?」
- ケント
- 「あっ……誤解しないでくれ。私は君に一切触れていないぞ!」
- 主人公
- 「ふふっ……、わかってます」