- 主人公
- 「……シン……」
- シン
- 「ん。目ぇ覚めた? おまえゲームしながら寝ちまったんだよ」
- シン
- 「酒の匂いで気分悪くなってたみたいだから、様子見てた。
今はどう? 水とかいる?」
- 主人公
- 「ううん、大丈夫。ふふふ、なんだか嬉しい」
- シン
- 「はあ? 何が?」
- 主人公
- 「シンが腕枕してくれてる。付き合い始めてから今まで、こんなことなかったよね」
- シン
- 「そりゃ、この状態でおまえにすやすや寝られたら、オレが一晩辛いんだよ」
- 主人公
- 「……ごめん。今も、辛かった?」
- シン
- 「まあそれなりに。なんかすげえいい匂いするし。
信じらんないくらい柔らかいし」
- シン
- 「でも気にしないで。具合の悪いヤツをどうこうしたいと思う趣味ない」
- シン
- 「だから、もうしばらくこのまま抱いてていい? おまえ抱いてんの気持ちいい」