幸麿
「――我が名は、幸麿。
座敷わらし(見習い)として人々に幸福をもたらしている妖にございます」
(座敷わらしの、妖……?)
幸麿
「我は、今日から汝の座敷わらしとなりましょう」
幸麿
「――この時、この言葉を以て正式な宣言とする――」
逸色 珠沙
「……………………はい?」